@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

尚巴志【しょうはし】

世界大百科事典 第2版

しょうはし【尚巴志】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

尚巴志
しょうはし
(1372―1439)

沖縄を初めて統一し琉球(りゅうきゅう)王国を樹立した人物。神号は勢治高真物(せじたかまもの)。佐敷按司(さしきあんじ)から身をおこし、やがて山南(さんなん)(沖縄本島南部)の東半分に勢力をもつ島添大里(しまそえおおざと)按司を倒して頭角を現した。1406年、中山(ちゅうざん)王武寧(ぶねい)を滅ぼしてその勢力圏を手中に収めるや、父尚思紹(しょうししょう)を中山王につけて、第一尚氏王朝初代の王とし、自らはその補佐役として統一事業に尽力した。16年、兵を率いて山北(さんほく)(沖縄本島北部)の拠点今帰仁(なきじん)城を攻め、山北王攀安知(はんあち)を滅ぼした。24年、父の死により2代目の王となったが、ほどなく山南王他魯毎(たるみい)を攻め滅ぼし、ついに三山(さんざん)の争乱に終止符を打ち統一王国の樹立に成功した(1429)。その間、中国はもとより日本、朝鮮、東南アジア諸国との外交・貿易を促進し、首里(しゅり)城をはじめとする王都首里の整備を行った。政治顧問として中国人懐機(かいき)を重用するなど、彼の治世には随所に斬新(ざんしん)さがみられる。琉球王国の建設者として一時代を画した人物、と沖縄歴史では評価されている。39年4月20日死去。首里の天山(てんざん)陵に安葬されたという。

[高良倉吉]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

尚巴志」の用語解説はコトバンクが提供しています。

尚巴志の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation