●尼【アマ】
デジタル大辞泉
あま【尼】
1 仏門に入った女性。比丘尼。
2 キリスト教で、修道院に入った女性。修道女。
3 (「阿魔」とも書く)女性をののしっていう語。
4 平安時代以後、肩の辺りで切りそろえた1の髪形。また、その髪形をした少女。
「―に削(そ)ぎたる児(ちご)の目に髪のおほひたるを」〈能因本枕・一五五〉
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に【尼】


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に【尼】[漢字項目]

1 あま。「尼僧/禅尼・僧尼・老尼」
2 外国語の音訳字。「尼港/摩尼・牟尼(むに)」
[補説]1も梵語の音訳字で「比丘尼(びくに)」の略。

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世界大百科事典 第2版
あま【尼】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
尼
あま
出家して仏門に入った女性のこと。サンスクリット語のビクシュニーbhiksuīの音写語である「比丘尼(びくに)」の略で、「あま」という読み方は、パーリ語のアムマーammā(サンスクリット語ではアムバーambā。母の意)からきたといわれる。尼法師、尼御前(あまごぜ)、尼前(あまぜ)などともいわれ、在家のままで剃髪(ていはつ)した女性を尼入道(あまにゅうどう)、尼女房(あまにょうぼう)などといった。尼の起源は古く、原始仏教の時代からあり、最初の尼となったのは、仏陀(ぶっだ)の養母であるマハーパジャーパティーMahāpajāpatīであったといわれる。男子出家者の比丘よりも戒律は厳しく、比丘の二百五十戒に対して、比丘尼の三百四十八戒ともいわれ、教団におけるその地位も概して比丘より低かった。『日本書紀』によると、日本での最初の尼は、飛鳥(あすか)時代の善信尼(ぜんしんに)ら3人で、彼女らの住んだ桜井寺は最初の尼寺である。
[松本史朗]
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精選版 日本国語大辞典
あま【尼】

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に【尼】
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
尼
あま
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