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屋上庭園【おくじょうていえん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

屋上庭園
おくじょうていえん
roof garden
バビロンの吊り庭園」にまでさかのぼれば二千数百年の歴史をもつことになり,その後もイタリア・ルネサンスのテラス式庭園や城塞上の花壇園などを通じて展開をみた。しかし,稠密化した都市に住む人々に代替空地を供給するという近代的な発想からの屋上庭園は,近代建築って以来のもので,建築家ル・コルビュジエは高層都市に不可欠の要素として唱道した。最近では工法給水装置改良の結果,一街区全域にわたって屋上階公共広場をつくりだしたり,屋上テラスを階段状に連結させながら移り変る緑を演出する手法などに,新しい方向が築かれつつある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵

屋上庭園
建築物の屋上で植物を栽培する庭園。近年ではヒートアイランド現象に悩む都市部において、緑地面積確保の手段として話題となっている。東京都では2001年度から、民間で1000平方メートル以上、公共の建物で250平方メートル以上の敷地に新改築をする場合、屋上の20%を緑化しなくてはならないとし、屋上緑化を義務付けた。
(森和男 東アジア野生植物研究会主宰 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

おくじょう‐ていえん〔ヲクジヤウテイヱン〕【屋上庭園】
ビルの屋上に花壇・植え込み・噴水などを設けた所。空中庭園ルーフガーデン
[補説]書名別項。→屋上庭園

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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おくじょうていえん【屋上庭園】[書名]
文芸雑誌。明治42年(1909)創刊。明治43年(1910)2月発禁となり、終刊同人は、北原白秋木下杢太郎(もくたろう)長田秀雄(ながたひでお)耽美派詩人

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世界大百科事典 第2版

おくじょうていえん【屋上庭園 roof garden】
建築物などによって自然の地盤から離された構造物の表層人工地盤をつくり,植物を植えた園地。軽量骨材で排水層を設け,上に土壌を盛って植栽するが,植物生育に必要な土壌量の確保と軽量人工土壌の開発が技術上の課題となっている。建物屋上だけでなくバルコニー,ベランダ,テラス,建築物の途中階,建物周辺の地下工作物の上,さらに屋内フロアに造られた庭園も含めて呼ぶ。過密都市の土地を有効に利用するため,駐車場や道路,鉄道敷や水路の上をがけしたり,下水処理場,給水所の水槽の上などを公園とするのも似た例である。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

屋上庭園
おくじょうていえん

文芸雑誌。1909年(明治42)10月創刊。翌年2月終刊。全2冊。同人は北原白秋(はくしゅう)、木下杢太郎(もくたろう)、長田秀雄(ながたひでお)。近代日本における耽美(たんび)派芸術運動の中心となった「パンの会」の詩人たちによって創刊された、異国情調、都会情緒が全誌面にみなぎる瀟洒(しょうしゃ)な四六倍判の雑誌。永井荷風(かふう)、蒲原有明(かんばらありあけ)らも寄稿した。第1号には白秋の『雑草園』、秀雄の『未(いま)だ生れざる帝国劇場』、第2号には杢太郎の『異国情調』などの詩が掲げられたが、第2号の白秋の詩『おかる勘平』が風俗壊乱のゆえをもって発禁となり、そのまま廃刊した。

[千葉俊二]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

おくじょう‐ていえん ヲクジャウテイヱン【屋上庭園】
[1] 〘名〙 ビルなどの平坦な、あるいは傾斜のゆるい屋上に造られた庭園。花壇などを設け、休息、展望に適するようにしたもの。ルーフガーデン。〔現代日用新語辞典(1920)〕
[2] 文芸雑誌。明治四二年(一九〇九)創刊。翌年発禁で廃刊。全二冊。同人は北原白秋、木下杢太郎、長田秀雄など。パンの会の詩人の機関誌といえ、頽唐的・耽美的、都会情緒、異国情調を特色とする。

出典:精選版 日本国語大辞典
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