●属性【ゾクセイ】
デジタル大辞泉
ぞく‐せい【属性】
2 哲学で、事物が本来具有する根本的性質。それなしには実体が考えられないような本質的な性質。
3 コンピューターで、ファイルのもつ性質。また、表示・印刷などの際に設定する特性。アトリビュート。
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世界大百科事典 第2版
ぞくせい【属性】
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
属性
ぞくせい
attributum; attribute
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日本大百科全書(ニッポニカ)
属性
ぞくせい
attribute
広義には対象に所属する諸性質を意味する。哲学上の用語としては、事物の基本的な性質、すなわちその性質によって初めてその事物が可能となるような性質(本質)を意味し、偶有性や様態と区別されて使われる。たとえばスコラ哲学では全能や存在のような性質が神の属性とされ、デカルトでは思惟(しい)と延長がおのおの精神および物体という実体の属性とされた。またスピノザは、神が唯一の実体であり、無限の属性をもつとし、そのうちの思惟と延長のみが人間にも認識可能であるとした。
[清水義夫]
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精選版 日本国語大辞典
ぞく‐せい【属性】
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