●山の音【ヤマノオト】
デジタル大辞泉
やまのおと【山の音】
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山の音
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世界大百科事典 第2版
やまのおと【山の音】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
山の音
やまのおと
川端康成(やすなり)の長編小説で戦後の代表作。1949~54年(昭和24~29)『改造文芸』など諸誌に分載、54年筑摩(ちくま)書房より刊行。野間文芸賞受賞。還暦を過ぎた信吾(しんご)は山の鳴る音を聞き、死の予告かと恐怖に襲われた。味けない生涯を送り、死も近いと思われる信吾に、息子修一の嫁菊子(きくこ)が生の明かりと思われたりする。しかし菊子に対する自分の内奥の欲望に気づいたとき、信吾は菊子を自分から引き離し、老いと死に対することを決意する。老年の夢と悲哀と覚悟とを季節の流れを背景に描いた象徴的作品。能や俳諧(はいかい)の伝統も流れている。
[羽鳥徹哉]
『『山の音』(旺文社文庫・新潮文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
やまのおと【山の音】
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