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山言葉【やまことば】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

山言葉
やまことば
山で働く人々の間に使われてきた忌言葉。一定の言葉を使うことを忌み,代用語を使う。本来は信仰的な心情に発したものであるが,のちには隠語として仲間意識を強めるために用いられるようになった。くまのことをクロゲ,おおかみをヤセ,犬をセタ,米をクサノミ,水をワッカなどというのがその例である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

やま‐ことば【山言葉/山詞】
忌み詞の一。猟師・きこりなどが、山に入ったときだけ用いる特殊な言葉。水を「わっか」、を「やみ」などという類。
鷹匠(たかじょう)が用いる特殊な言葉。鷹詞(たかことば)。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

やまことば【山言葉】
海上で用いられる沖言葉に対して山中で使用する忌言葉の一種。山中を俗界である里(さと)と区別するための特殊な用語で,食事,食物,食具,鳥獣,狩猟用具,性などに関する語が主要なものである。地方によって表現法や使用場所に若干のちがいがあるが,山言葉を有する地域は南は沖縄から北は下北半島に及び,狩猟者,伐木業者などの間では現在もこれが守られる場合がある。とくに,猫などの動物名をそれぞれ〈キムラ〉〈ナガムシ〉〈マガリ〉などと呼びかえる点は漁民にも共通し,両者の信仰に共通なもののあったことを考えさせる。

出典:株式会社平凡社
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