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山賊【さんぞく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

山賊
さんぞく
山間に本拠地を構えて集団生活をし,平野部の農村や街道を往来する人間や物資を襲う盗賊。ヨーロッパ,アメリカ,中国には事例が多い。日本では古くから政治支配の及ばない地域が少いので,固定的に本拠地を構える盗賊集団は成立せず,単なる追いはぎのことを山賊といった。映画や小説で山賊のように扱われる野武士は,領主化を目指したり,戦国大名に動員されて武力行使した地侍 (じざむらい) の集団で,必ずしも職業的な盗賊ではなかった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

さん‐ぞく【山賊】
山の中を本拠地にして通行人を襲う盗賊。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

さんぞく【山賊】
山中において旅人などの通行人から財物を奪取する強盗,またその集団。山立(やまだち),山落(やまおとし)ともいう。日本の中世には《御成敗式目》のいわゆる〈大犯(だいぼん)三箇条〉の付則条項に〈夜討,強盗,山賊,海賊〉があげられているように,山賊は公権力禁圧の対象とした最も重い犯罪の一つとされていた。実際にも地頭御家人が山賊を捕して,恩賞地を給与されていることも知られる。いっぽう,中世前期の説話集などからは,山賊自身はその行為に対するそれほどの罪悪感がなく,またそれを重犯罪と考えない社会意識がなお存在したことが読みとれる。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

さん‐ぞく【山賊】
〘名〙 山の中に根拠地をかまえ、旅人や民家などをおそって財物を奪う盗人。山盗人(やまぬすびと)
※続日本紀‐宝亀一一年(780)二月丁酉「海道漸遠。来犯無便。山賊居近。伺隙来犯」
※平家(13C前)二「堂衆に語らふ悪党と云は諸国の竊盗、強盗、山賊、海賊等也」 〔宋書‐謝霊運〕

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