●岩塩ドーム【がんえんドーム】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
岩塩ドーム
がんえんドーム
salt dome
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デジタル大辞泉
がんえん‐ドーム【岩塩ドーム】
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岩石学辞典
岩塩ドーム
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世界大百科事典 第2版
がんえんドーム【岩塩ドーム salt dome】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
岩塩ドーム
がんえんどーむ
salt dome
地下の岩塩層が上部の堆積(たいせき)層に貫入してつくられたドーム構造。岩塩ドームは地下5000メートルから1万メートル以上の深さから上昇したものもあり、ドームの直径は1キロメートルから、なかには2キロメートルを超すものがある。
岩塩層の上に堆積した地層は、初めは間隙(かんげき)率が大きいため岩塩より密度が低いのだが、地層の圧密によって密度は岩塩よりも高くなっていく。そうなると軽い岩塩層の上に重い地層がのるため重力的に不安定になり、地下深所のような封圧の高いところで著しく可塑性を増した岩塩層が上位層を持ち上げ、ついには貫入することによって、岩塩ドームが形成される。岩塩ドームは、岩塩、カリウムなどの鉱床として採掘されるだけでなく、ドーム上部や周辺の地層に石油が貯留していることもあるため、資源・経済的価値が大きい。
[伊藤谷生・村田明広]
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