●岸本由豆流【きしもと ゆずる】
美術人名辞典
岸本由豆流
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デジタル大辞泉
きしもと‐ゆずる〔‐ゆづる〕【岸本由豆流】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
岸本由豆流 きしもと-ゆずる
天明8年生まれ。幕府弓弦師(ゆみづるし)岸本讃岐(さぬき)の子,一説には養子。村田春海(はるみ)没後,門人にくわえられる。3万巻の蔵書をもちい,平安朝・中世文学の文献学的な考証をおこなった。弘化(こうか)3年閏(うるう)5月17日死去。59歳。本姓は朝田。通称は大隅(たいぐ)。号は〓(“木へん”に「在」)園(やまぶきぞの)。名は別に弓弦。著作に「万葉集攷証」「土佐日記考証」など。
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世界大百科事典 第2版
きしもとゆずる【岸本由豆流】
江戸末期の国学者。伊勢国朝田村の出身。通称は讃岐。号は

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
岸本由豆流
きしもとゆずる
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日本大百科全書(ニッポニカ)
岸本由豆流
きしもとゆずる
(1789―1846)
江戸後期の国学者。山東京伝作『江戸生艶気樺焼(えどうまれうわきのかばやき)』のモデルに擬せられている江戸・白銀(しろかね)町の幕府御弓弦(ゆみづる)師岸本讃岐(さぬき)(本姓朝田)の子。通称大隅。号は園(やまぶきその)。村田春海(はるみ)の没後門人。『万葉集考証』(1828成立)、『土佐日記考証』(1818刊)、『鳴門中将物語考証』(1817刊)など多数の著書がある。1820年(文政3)玉川座の芝居の金主となり、評判になった。弘化(こうか)3年閏(うるう)5月17日没。58歳。墓は東京都練馬(ねりま)区練馬の林宗院に現存。稿本類は静嘉堂(せいかどう)文庫などに所蔵。
[梅谷文夫]
『大川茂雄・南茂樹編『国学者伝記集成』(1904・大日本図書/復刻版・1967・名著刊行会)』
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精選版 日本国語大辞典
きしもと‐ゆずる【岸本由豆流】
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