●巣窟【ソウクツ】
デジタル大辞泉
そう‐くつ〔サウ‐〕【巣窟】
1 居住する場所。すみか。
「舟子漁夫の―と為り」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
2 悪党のすみか。悪人のかくれが。「麻薬密売人の巣窟 」
「舟子漁夫の―と為り」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
2 悪党のすみか。悪人のかくれが。「麻薬密売人の
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
そう‐くつ サウ‥【巣窟】
〘名〙
① (「樹上の住居と、いわやの住居」の意から) 生活のよりどころとしてすむ所。
※菅家文草(900頃)九・律文所禁、可試問否事「今之学者、動設二巣窟一、不二独安一レ己、将二又窺一レ人」
※東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「舟子漁夫の巣窟と為り」 〔魏志‐陳留王奐伝〕
② 敵対する者、盗賊、悪党などの住んでいる所。隠れてひそかに住む所。かくれが。
※日本外史(1827)二「束レ手帰降、掃二其巣窟一、収二之県官一」
※小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「強賊の巣窟(ソウクツ)なりける洞崛のさまを記すに」 〔晉書‐宣帝紀〕
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「巣窟」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●巣窟の関連情報