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巨大児【きょだいじ】

妊娠・子育て用語辞典

きょだいじ【巨大児】
出生時の体重が4000g以上の赤ちゃんをいいます(通常は3000g前後)。妊娠糖尿病などが原因となることがあります。

出典:母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)
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デジタル大辞泉

きょだい‐じ【巨大児】
出生時の体重が4000グラム以上の新生児母親糖尿病などで妊娠中に高血糖の状態が続くと胎児が巨大児となる場合がある。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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家庭医学館

きょだいじ【巨大児 Giant Baby】
[どんな病気か]
 巨大児の場合、からだの大きさが難産の原因になることがあります。その結果、分娩(ぶんべん)外傷や仮死産(かしざん)となることもあります。
 母親が糖尿病(真性もしくは妊娠性)で、そのコントロールが悪いために胎児(たいじ)が巨大児になった場合は、出生後、からだは大きくても呼吸障害、心不全や低血糖になる危険があります。妊娠中の糖尿病の管理が子どもにとってたいせつなのはこのためです。

出典:小学館
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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

世界大百科事典 第2版

きょだいじ【巨大児 over sized new born】
出生体重の非常に大きい新生児をいう。普通は出生体重4000g以上のものを指す。日本における頻度は約3%である。予定日を超えた出産に多いとは限らず,大部分は予定日前後に生まれた満期産児である。原因は不明であるが,身長・体重の大きい母親から生まれることが多く,巨大児が生まれると次の子どもも巨大児になる傾向がある。糖尿病の母親の子どもは巨大児が多い。巨大児は難産になりやすく,腕神経麻痺,骨折,頭血腫などの分娩外傷を受けたり,仮死状態で生まれることも多く,正常出生体重児と比べると周産期死亡率は高い。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

六訂版 家庭医学大全科

巨大児
きょだいじ
Giant infant
(子どもの病気)

どんな病気か

 外表奇形(がいひょうきけい)などの肉眼的異常がなく、出生体重が4000g以上である新生児をいいます。一般に糖尿病の母体から出生した新生児は巨大児になる傾向があるとされていますが、実際には巨大児のなかで糖尿病母体児が占める割合は2割以下であり、その他の危険因子が存在します。

原因は何か

 基本的には胎児の発育は遺伝因子と子宮内環境に依存しています。子宮内環境は胎盤の機能に依存しています。たとえば、胎盤を介してのブドウ糖の通過が過剰になると胎児の発育が過剰になります。

 巨大児は2つのタイプに分類されます。ひとつは対称性巨大児といわれるもので、遺伝的な結果生じ、正常な子宮内環境下で発育します。胎児は大きい以外に異常を認めません。問題点は分娩時の肩甲難産(けんこうなんざん)(上半身が引っかかり、産道を通過しづらくなること)です。

 もうひとつのタイプは非対称性巨大児といわれるものです。糖尿病の母体から出生した新生児にみられるもので、母体の血糖コントロールが不良な場合に多いとされています。このタイプは臓器の腫大を特徴とし、心臓、肝臓、肺、副腎、脾臓(ひぞう)などの腫大が認められます。母体が高血糖のため胎盤を通して多量のブドウ糖が胎児に移行し、その結果、胎児では血糖の調節のためにインスリンというホルモンが多量に分泌され、これが体重増加に関係して巨大児になるとされています。

症状の現れ方

 糖尿病の母体から出生した新生児の場合は、呼吸障害、低血糖、低カルシウム血症、多血症、高ビリルビン血症(新生児黄疸(おうだん))、心不全症状など多様な症状を示します。

検査と診断

 母体の合併症の有無、妊娠経過の把握、前記症状の有無の確認が重要です。

治療の方法

 重症の低血糖になることがあり、ブドウ糖の輸液が必要になります。呼吸障害に対しては酸素の投与、人工呼吸管理が必要になることがあります。したがって、糖尿病を合併した妊婦では、血糖のコントロールを良好に保つことが非常に重要です。

山崎 肇

出典:法研「六訂版 家庭医学大全科」
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

巨大児
きょだいじ
過熟児」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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