●巻物【マキモノ】

デジタル大辞泉

まき‐もの【巻（き）物】

１書画などをかいた横に長い紙を表装し、軸に巻いたもの。巻き軸。
２「巻子本(かんすぼん)」に同じ。
３軸に巻いた反物。
４「巻き鮨」に同じ

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世界大百科事典第２版

まきもの【巻物】

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精選版日本国語大辞典

まき‐もの【巻物】

〘名〙

① 書画や文章などを書いた横に長い紙を表装して、軸に巻いたもの。巻軸。横巻。巻子本。巻文。

※源氏（1001‐14頃）梅枝「さうし・まき物の皆かかせ奉り」

② 軸に巻いた反物。

※御伽草子・ささやき竹（室町末）「こがね十りゃう、まき物十ぴき、なかのりに下され」

③ 能楽の小道具の名。経文、勧進帳などの類。「安宅(あたか)」「大会(だいえ)」などに用いる。

④ 巻鮨(まきずし)をいう。〔日本隠語集（1892）〕

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図書館情報学用語辞典第5版

巻物

[参照項目] 巻子本（かんすぼん）

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