@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

巻紙【マキガミ】

デジタル大辞泉

まき‐がみ【巻(き)紙】
半切紙を横に長く継ぎ合わせて巻いたもの。毛筆で手紙を書くのに使う。
物を巻いて包むのに使う紙。「タバコの巻き紙

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

まきがみ【巻紙】
全紙の和紙を横半截した切紙を幾枚も横につないでいたもので,近世・近代に書状の料紙として広く用いられた。室町時代の末,近世初頭に折紙折目で半截して横にはりついだ切続紙(きりつぎがみ)が現れ,これが近世に入って発展し巻紙となった。巻紙を用いて書状をしたためる場合,巻紙を巻いたまま左手にもち,宙に浮かせて順次紙をくりのべつつ右手の筆を走らせるのが,正式の書き方である。【笠谷 和比古】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

巻紙
まきがみ

半切り紙を横に長く継ぎ合わせて巻いた書簡用の紙。江戸時代、書信用には杉原紙を横に二つ切りにした半切り紙を用いたが、長い手紙の場合にはこれを糊(のり)で継いだ巻紙に書いた。とくに江戸中期からは、横長の紙を漉(す)いて継ぎ合わせたものを巻紙として市販するようにもなった。本来は手漉きの楮紙(こうぞがみ)であったが、現在木材パルプを原料とした機械漉きのものも安く売られている。

[町田誠之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

まき‐がみ【巻紙】
〘名〙
① 半切紙(はんきりがみ)を横に長く継ぎ合わせて巻いたもの。また、それを切ったもの。多く手紙用として用いる。
※雑俳・あづまからげ(1755)「かき口説くたびに巻紙痩が付き」
② 物を巻いて包むのに使う紙。
※鷹(1953)〈石川淳〉四「巻紙に印刷してある文字をしらべて見ると」
③ 鰹節(かつおぶし)をいう、盗人仲間の隠語。〔日本隠語集(1892)〕
※落語・蒟蒻問答(1894)〈四代目橘家円喬〉「『落し話を見たやうだなア。松魚節(かつぶし)は』『艷書とも巻書(マキガミ)とも云ふ。鮹の事が天蓋』」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

巻紙」の用語解説はコトバンクが提供しています。

巻紙の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation