●常寧殿【ジョウネイデン】
デジタル大辞泉
じょうねい‐でん〔ジヤウネイ‐〕【常寧殿】
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世界大百科事典 第2版
じょうねいでん【常寧殿】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
常寧殿
じょうねいでん
平安宮内裏(だいり)の殿舎の名。内裏中央貞観殿(じょうがんでん)の南に位置する。皇后・女御(にょうご)の居所。后町(きさきまち・きさいまち)ともいう。東西7間、南北2間の母屋(もや)の四面に庇(ひさし)、西に孫庇がある南向きの建物。中央を通る馬道(めどう)で東西に分けられる。馬道から承香殿(しょうきょうでん)に続く土間の后町廊の東側には后町井がある。11月中旬に行われる、舞姫による舞楽を中心とした行事「五節(ごせち)」のなかで、常寧殿に設けた帳台(ちょうだい)を舞台として舞姫が舞の稽古(けいこ)をし、それを天皇が見物する「帳台の試(こころみ)」が行われ、そのため五節殿ともよばれた。
[吉田早苗]
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精選版 日本国語大辞典
じょうねい‐でん ジャウネイ‥【常寧殿】
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