@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

干禄字書【かんろくじしょ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

干禄字書
かんろくじしょ
Gan-lu zi-shu; Kan-lu tzǔ-shu
中国,の顔元孫 (がんげんそん) 著。1巻。顔真卿 (しんけい) が大暦9 (774) 年石刻。宝祐5 (1257) 年刊。漢字の異体字を抄録した顔師古 (しこ) の『顔氏字様 (がんしじよう) 』を整理,増補したもの。六朝時代に漢字の字体が乱れたことを問題にし,字体の標準を定めることを目指している。『唐韻』の韻目に従って問題の漢字を異体字とともに配列し,そのおのおのに正体・通体・俗体の注記を付している。書名は「 (ロク) を干 (モト) む」,すなわち官吏登用試験のための正しい漢字を示す。日本における異体字の研究にとっても重要な文献となっている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

かんろくじしょ【干禄字書】
中国の字書。1冊。初唐の顔元孫の著。干禄とは禄を干(もと)める意で、官吏登用試験受験者のために作った実用的字体字書。約八百字を四声によって分類し、字ごとに正・通・俗の三体をあげる。顔真卿(がんしんけい)が正書してに刻した。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版

かんろくじしょ【干禄字書】
官吏登用試験のための字書の意
中国の字書。一巻。唐の顔元孫編。漢字八百余字を四声二〇六韻に分けて配列し、その楷書の文字ごとに正字・俗字・通用字の区別を明らかにしてある。後世、字体を論ずる際の基本文献とされる。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

干禄字書」の用語解説はコトバンクが提供しています。

干禄字書の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation