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平郡島【へいぐんとう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

平郡島
へいぐんとう
山口県南東部,伊予灘に浮ぶ防予諸島小島。最高所標高 452m。柳井市に属する。山地が多く平地はほとんどない。長い間土地共有制 (地割制) と同族戸籍をもっていたことで知られる。ミカン栽培され,牧牛も行われる。漁業ではタコ漁が有名。近年釣り客などの観光客が多い。柳井港から定期船がある。面積 16.61km2人口 591 (2000) 。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」

平郡島
周防大南方にあり、面積は約17平方キロメートル。島東部から本土までフェリーで1時間40分かかる。主な産業は農漁業で、ミカンの栽培が盛ん。ピークだった1950年ごろには約4千人が暮らしたが、島を出て本土で就職する若者が後を絶たず、過疎・高齢化が進んだ。今は10分の1にまで減っている。
(2013-04-09 朝日新聞 朝刊 山口 1地方)

出典:朝日新聞掲載「キーワード」

デジタル大辞泉プラス

平郡島
山口県柳井市、柳井港の南東沖、屋代島南西、瀬戸内海の伊予灘に浮かぶ東西に細長い島。「へいぐんとう」と読む。面積約16.62平方キロメートル。ミカンとタコが特産品。重道八幡宮、円寿寺など古い寺社仏閣もある。島名は、木曽義仲遺児・平群丸(へぐりまる)(平栗丸とも)に由来するとのもある。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

へいぐんとう【平郡島】
山口県柳井市に属し,伊予灘に浮かぶ島。中央に長深山(452m)があり,面積約17km2。人口763(1995)。柳井港から1日2往復の船便がある。紀伊より来住して島の西部を開発したという鈴木氏の子孫が,近世には長州藩御船手組の舸子(かこを付され,庄屋もつとめていた。平地に乏しく,畑作中心でミカン栽培と牧牛が行われる。漁業はタイ,スズキの一本釣りや平郡ダコが有名。浄光寺の本尊木造薬師如来座像は鎌倉期の作。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

平郡島
へいぐんとう

山口県南東部、瀬戸内海の伊予灘(いよなだ)にある島。柳井(やない)市に属す。旧平郡村。面積16.62平方キロメートル。1841年(天保12)の記録では、家数395軒、人口2178人。萩(はぎ)藩の船手(ふなて)組舸子給(かこきゅう)として892石をもっていた。島の東端に東浦と羽仁(はに)、西岸に鶴甫(つるほ)と西浦の半農半漁村がある。島内の傾斜地はよく耕地化され、ミカン園が多い。漁業はタコ壺(つぼ)や、タイ、スズキの一本釣りが盛ん。南東端の五十谷三島(いやみしま)に海水浴場がある。柳井港からの定期船便がある。人口485(2009)。

[三浦 肇]

『境吉之丞著『山口県柳井市平郡島史』(1978・柳井市立図書館)』

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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