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幽霊【ゆうれい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

幽霊
ゆうれい
Gengangere
ノルウェーの劇作家 H.J.イプセン戯曲。3幕。 1881年刊,82年スウェーデンのヘルシングボリ初演。前作『人形の家』で取上げた虚偽の結婚生活を再び問題とし,もしノラが社会の因習と妥協して家を去らなかったらどうなるかを描いた作品ともいえる。遺伝,近親相姦,安楽死などが扱われているため,世間に衝撃を与え,初めは不道徳な作品として酷評を受けて各地で上演禁止となったが,パリの自由劇場 (1887) ,ベルリンの自由舞台 (89) ,ロンドンの独立劇場 (91) のこけら落しに相次いで上演された。

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幽霊
ゆうれい
ghost
この世に恨みを残す死者が,形となって現れると信じられる霊異現象。日本では,人が死ぬとその肉体は朽ち果て,霊魂だけが死の穢れを落して清められ,祖霊という霊質に融合同化するものと考えられてきたが,非業の死をとげた者の霊は,このような祖霊信仰体系に乗ることができず,浮遊霊となって迷い出るものとされた。妖怪の類と異なる点は生前の姿を示し,特定の人の前に現れることである。

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デジタル大辞泉

ゆう‐れい〔イウ‐〕【幽霊】
死者のたましい。亡魂。
死後さまよっている霊魂。恨みや未練を訴えるために、この世に姿を現すとされるもの。亡霊。また、ばけもの。おばけ。「幽霊が出る」「幽霊屋敷」
形式上では存在するように見せかけて、実際には存在しないもの。「幽霊会社」
[補説]作品名別項。→幽霊

出典:小学館
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ゆうれい【幽霊】[曲名]
原題、〈ドイツGeisterベートーベンのピアノ三重奏曲第5番の通称。ニ長調。1808年の作。名称は、第2楽章冒頭部の陰鬱(いんうつ)な曲想に由来する。

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デジタル大辞泉プラス

幽霊
米国の作家エド・マクベインの警察小説(1980)。原題《Ghosts》。「87分署」シリーズ。

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幽霊
ドイツの作曲家L・v・ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番(1808)。原題《Geister》。名称は第2楽章の冒頭部の陰鬱な雰囲気に由来する。

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世界大百科事典 第2版

ゆうれい【幽霊】
この世に怨恨(えんこん)や執念を残して死んだ者の霊が成仏(じようぶつ)できずに,この世に現す姿のこと。幽霊とは元来死霊を意味する言葉であるが,まれには生者の生霊が遊離して幽霊となることもある。この点は,物の怪(もののけ)と類似する。現今では,幽霊とおばけ(化物(ばけもの))は混同されているが,幽霊は生前の姿または見覚えのある姿で出現してすぐにだれとわかるし,また特定の相手を選んで,どこにでも出現するのに対し,化物は出現の場所や時間がほぼ一定しだれ彼れかまわず出現する。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

ゆう‐れい イウ‥【幽霊】
[1] 〘名〙
① 死者の霊魂。亡魂。
※中右記‐寛治三年(1089)一二月四日「毎年今日可念誦、是為本願幽霊成道也」 〔後漢書‐霍伝〕
② 死者が成仏できないで、この世に現わすという姿。また、妖怪。おばけ。
※謡曲・舟弁慶(1516頃)「そもそもこれは、桓武天皇九代の後胤、平の知盛幽霊なり」
③ 八朔に白無垢を着た遊女を②に見立てていう。
※雑俳・柳多留‐三一(1805)「ゆうれいの月見をたのむこわい事」
④ 実際は存在しないのに、あるように見せかけたものをいう語。「幽霊会社」「幽霊人口」など。
[2] (原題Gengangere) 戯曲。三幕。イプセン作。一八八一年作。八三年ヘルシンキで初演。亡夫の不行跡を世間や息子に秘めてきたアルビング夫人が、父の病毒を受けて痴呆状態になる息子オスワルドに、夫の幽霊をみて絶望にいたるまでを描く。

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