●床山【とこやま】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
床山
とこやま
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朝日新聞掲載「キーワード」
床山
(2010-06-20 朝日新聞 朝刊 1社会)
出典:朝日新聞掲載「キーワード」
デジタル大辞泉
とこ‐やま【床山】
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監修:松村明
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世界大百科事典 第2版
とこやま【床山】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
床山
とこやま
演劇に従属する職業の一つで、俳優が舞台で使う鬘(かつら)を取り扱う専門家。歌舞伎(かぶき)で始まった職分で、新派その他の演劇にも名称が普及した。正確には鬘の扱いは「鬘屋」と「床山」に分かれ、歌舞伎を例にとると、鬘屋が俳優の頭にあわせ「台金(だいがね)」という土台の枠をつくり、これに毛髪を植え付けるまでの作業を行い、床山はこれを役柄に応じて各種の形に結い上げ、興行中も劇場の楽屋内の「床山部屋」に詰めていて、毎日開演の直前にそれぞれの鬘を俳優の頭に取り付け、終演後は修理と保管を行う。歌舞伎では立役(たちやく)専門と女方(おんながた)専門に分かれているのが原則で、江戸時代は俳優自身の髪を結い、月代(さかやき)や髭(ひげ)を剃(そ)ることも仕事とした。なお、相撲(すもう)界とも交渉があったので力士の髪を結う床山が生まれ、現在も専門家の職分として行われている。
[松井俊諭]
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精選版 日本国語大辞典
とこ‐やま【床山】

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