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庭石【ニワイシ】

デジタル大辞泉

にわ‐いし〔には‐〕【庭石】
庭にを添えるためにすえる観賞用の石。また、庭の飛石敷石などのこと。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

にわいし【庭石】
庭園内に観賞,修景のために用いられる石。野山河川海岸にある自然石の中から庭園景石,飾石,組石などに適するものを選び出してそのまま用いたもので,加工した石は庭石とはいわない。形は天然のよい姿のものが使われ,山石は風化してそれぞれ形に厳しさがあり,川石は沢石を含め流れ下る間に丸みを帯びて優しさがあり,海石は波に洗われて微妙な凹凸を生じ趣がある。これらの自然の形に加えて,色彩にも味わいがあり,さらに人工的な傷や欠けた部分がなく,石の表面に古色をもったものがよい。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

庭石
にわいし

庭園に使われる石の総称。洋風の庭で使用される石材加工品と異なり、日本庭園では自然に産出したままの石を用いることが多い。産出する場所によって、山石、沢石、川石、海石に大きく分けられる。これらは、江戸時代造園術の禁忌の一つである本所離別(ほんしょりべつ)の法にのっとり、築山(つきやま)には山石、渓谷には沢石、流れには川石、池には海石を使うのが自然とされている。

 庭石は、1個だけを用いる場合と、2個、3個、あるいは数個と複数で使う場合とがある。庭石を装飾的に組み合わせてつくる局部を石組(いわぐみ)というが、自然の描写から出発したこの技術が日本庭園では早くから発達し、龍安寺(りょうあんじ)の石庭などを生んだ。

 庭石としての価値は、形や色合い、光沢、組織のほか、野面(のづら)で決まる。野面とは、長年の風化作用で石の表面が自然に一種独特の味わいを出していることをさし、石の山さびともよばれる。庭石観賞のキーポイントである。

[中村 仁]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

にわ‐いし には‥【庭石】
〘名〙 庭にながめをそえるために置く石。また、庭の飛び石・敷き石などのこと。
※俳諧・毛吹草(1638)四「紀伊〈略〉大崎庭石(おほさきのニハイシ)

出典:精選版 日本国語大辞典
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