●延享【エンキョウ】
デジタル大辞泉
えんきょう〔エンキヤウ〕【延享】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
日本の元号がわかる事典
えんきょう【延享】
日本の元号(年号)。江戸時代の1744年から1748年まで、桜町(さくらまち)天皇、桃園(ももぞの)天皇の代の元号。前元号は寛保(かんぽう)。次元号は寛延(かんえん)。1744年(寛保4)2月21日改元。甲子革令(かっしかくれい)を理由に行われた(革年改元)。1744年は辛酉革命(しんゆうかくめい)の年(寛保1)の4年後で、甲子にあたる。甲子は徳を備えた人に天命が下される革令の年で、変乱が多いとされることから、先例にならい改元が行われた。『芸文類聚(げいもんるいじゅう)』を出典とする命名。延享年間の江戸幕府の将軍は、徳川吉宗(よしむね)(8代)、徳川家重(いえしげ)(9代)。桜町天皇は1747年(延享4)、桃園天皇に譲位して、上皇として院政を開始した。
出典:講談社
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
精選版 日本国語大辞典
えんきょう エンキャウ【延享】
江戸時代、桜町・桃園両天皇の代の年号。甲子(かっし)革令により寛保四年(一七四四)二月二一日改元。延享五年(一七四八)七月一二日に至り次の寛延に代わる。九代将軍徳川家重の時代。出典は「芸文類聚‐天部星・賀老人表」の「聖主寿延、享祚元吉、自レ天之祐、莫レ不二抃舞一」。
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「延享」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●延享の関連情報