●延性【えんせい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
延性
えんせい
ductility
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デジタル大辞泉
えん‐せい【延性】
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus
延性 えんしょう
貞観(じょうがん)元年生まれ。真言宗。延喜(えんぎ)5年聖宝(しょうぼう)から灌頂(かんじょう)をうける。醍醐(だいご)寺に念覚院をひらき,延長6年醍醐寺座主(ざす)となった。内供奉(ないぐぶ)十禅師もつとめた。延長7年10月28日死去。71歳。通称は念覚院大僧都。
出典:講談社
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岩石学辞典
延性
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栄養・生化学辞典
延性
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世界大百科事典 第2版
えんせい【延性 ductility】
出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)
延性
えんせい
ductility
塑性の一種で、材料の延ばしやすさをいう。これを示すもっとも一般的な方法は、断面形状一定の丸棒や板の試験片を軸方向に一定速度で引っ張り、破壊後の延び量で示すことである。純金属は一般に延性が大きい。これは金属の結晶(原子配列の規則性)が密充填(じゅうてん)構造で、すべりやすい原子面が多いことによる。延性が高い金属でもその伸び率はおよそ40%以下であるが、鉄やチタンの合金には100%以上の延び率を示すものもあり、これを超延性もしくは超塑性という。これらの合金では、ある応力以上でより硬い別の結晶に同素変態して、破断の前におこる局部収縮がおこりがたくなるためである。同素変態するセラミックスにも高温で超塑性を示すものがある。このような加工誘起変態をおこす物質で、その変態の応力依存性が可逆的に近い場合は除荷後に元の長さに戻る超弾性を示し、不可逆的なものは再加熱によって元の形状に戻る形状記憶性を示す。非結晶質の高分子材料でも局部超延性、形状記憶、超弾性(無反発)等の類似の性質を示す材料があるが、これらにおける異常性質は分子鎖の配列状態に起因する。
[須藤 一]
出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典
えん‐せい【延性】
出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版
延性
エンセイ
ductility
材料が破壊に至るまでに変形しうる塑性ひずみ量をいう.このためには変形方法,試験片を定義しなければ数値的な比較ができない.たとえば,引張試験による場合は,規格で定められた試験片を用いて,伸びまたはしぼりをもって表す.丸棒試験片の場合は,直径が2~3 mm から20~30 mm の場合は幾何学的に相似の試験片ならば相似則が成立するので,数値的な比較も可能である.真ひずみを用いると,より広い範囲で数値による評価が可能になる.そのほか,単純な変形を対象とした場合でも,ねじり延性,曲げ延性などがある.成形性を対象としてはさらに多くの試験法があり,張り出し成形性におけるエリクセン値や,深しぼり性を表すコニカルカップ値などがある.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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