●延紙【ノベガミ】
デジタル大辞泉
のべ‐がみ【延(べ)紙】
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世界大百科事典 第2版
のべがみ【延紙】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
延紙
のべがみ
半紙に対する全紙の意味で、小形の杉原紙のことをさす。別名を小杉原または小杉、略して延(のべ)ともいい、江戸時代に懐中紙として鼻紙などによく用いられた。大和(やまと)国(奈良県)の吉野産を最良とし、越前(えちぜん)(福井県)、出雲(いずも)(島根県)、阿波(あわ)(徳島県)その他の諸国で産出された。井原西鶴(さいかく)の『好色一代女』に、「延の鼻紙ひざちかく置きて」とあるように、その身近な使い方がしのばれる。
[町田誠之]
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精選版 日本国語大辞典
のべ‐がみ【延紙】
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