●式年遷宮祭【しきねんせんぐうさい】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
式年遷宮祭
しきねんせんぐうさい
一定の期間ごとに社殿を新造し,旧社殿の神儀を移すことを式年遷宮という。そのとき行なわれる祭り。伊勢神宮が 20年目ごとに行なう遷宮祭が最も著名で大規模なもの。諸殿舎(内宮,外宮の本宮のほかに別宮 14社,摂末社 67社,所管社 42社,合わせて 125社)を新しく建て替え,神宝,装束を一新し,神体を旧殿舎から新殿舎に遷座する。朱鳥4(690)年から 1200年以上続き,2013年10月の遷宮は 62回目。唯一神明造(→神明造)の社殿や神宝,装束は,20年ごとにつくり替えられてきたために,よく古代の様式を伝承している。遷宮の根本精神は「神のよみがえり」にある。(→式年造替)
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
しきねん‐せんぐうさい【式年遷宮祭】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「式年遷宮祭」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●式年遷宮祭の関連情報