●引導【いんどう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
引導
いんどう
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デジタル大辞泉
いん‐どう〔‐ダウ〕【引導】
2 葬儀の際に導師が棺の前に立ち、死者が悟りを得るように法語を唱えること。また、その法語。
3 先に立って導くこと。
「―の山伏に、いかなる御座敷候ふぞと問へば」〈太平記・二七〉
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葬儀辞典
引導
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世界大百科事典 第2版
いんどう【引導】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
引導
いんどう
誘引開導の意で、本来は人を正しい道、仏道に導き入れることをいうが、転じて、死者を彼岸(ひがん)に導き済度(さいど)する葬儀の儀礼をいう。日本仏教では、真宗を除く各宗派でそれぞれ異なる引導の方法があるが、禅宗では法要を主宰する導師が柩(ひつぎ)の前で、引導法語とよばれる法語、偈頌(げじゅ)などを唱え、「喝(かつ)」などと大声を発する独特の儀式がある。これは中国唐代中期の禅僧黄檗希運(おうばくきうん)が溺死(できし)した母のために法語を唱え、荼毘(だび)の火を投じたことに由来するといわれる。
[石川力山]
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精選版 日本国語大辞典
いん‐どう ‥ダウ【引導】
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