●当番弁護士制度【とうばんべんごしせいど】
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当番弁護士制度
とうばんべんごしせいど
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日本大百科全書(ニッポニカ)
当番弁護士制度
とうばんべんごしせいど
逮捕された容疑者や家族らの要請をうけ、電話1本で弁護士が警察署や拘置所にかけつけ、起訴前から弁護活動にあたる制度。最初の面会相談は無料で、依頼があればそのまま私選弁護人となる。1990年(平成2)9月に大分弁護士会が初めて導入、1992年10月に全国52のすべての弁護士会に広まった。日本弁護士連合会によると、捜査当局や裁判所などからも連絡が入る体制がつくられつつある。しかし、利用者の増加で財政的に弁護士会側が苦しく、また、弁護士が少ない地域では辺地の警察署にかけつけることがむずかしいという状況がある。
[編集部]
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