●形成的評価【けいせいてきひょうか】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
形成的評価
けいせいてきひょうか
formative evaluation
教育学用語。さまざまな教育活動の途上で,その活動が所期の目的を達成しつつあるかどうか,どのような点で活動計画の修正が必要であるかを知るために行われる評価活動。アメリカの B.S.ブルームがマスタリー・ラーニングの理論との関連で提唱した。従来の評価は,指導,学習の修了後に,個々の児童,生徒の習得の度合いを把握するものであったが,形成的評価は教育活動の目標,内容,方法の適否を知るためのものである。そのため,評価の前提として,これらの諸要素をよく分析し,明確化,構造化しておくことが必要である。
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形成的評価
指導の途中でそこまでの成果を把握し、その後の学習を促すために行う評価のこと。学習者が現段階でどの程度教育目標を達成できているかを見る。 形成的評価を行うことにより、学習者は自分自身の習得度を知り、学習活動を調整したり、的確な復習を行うことができる。教える側は達成度の低い学習者への個別対応が可能になるほか、カリキュラムや指導方法、教材などを改善できるという利点がある。 なお、形成的評価のために行うテストのことを形成的テストとよぶ。
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けいせいてきひょうか【形成的評価】
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