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形相【ぎょうそう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

形相
ぎょうそう
仏像の外見上の姿,形。広義には仏像の相好,着衣,荘厳具,姿勢,台座,光背など,その像の性格を規定している図像学上の特徴をさす。この形相によって尊像を識別できるが,同一の尊像でも種々の形相をとることがあるので,経典や儀軌の説と対照して決定する必要がある。 (→仏教図像学 , イコノグラフィー , イコノロジー )

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形相
けいそう
eidos
一般に「質料」との対概念として用いられる。プラトンでは,ある一つの種を他から決定的に区別する述語形態,すなわち一般者を意味する。この一般者が結局定義を拒否し「ものそれ自体」に帰一するところから,個々の感覚的存在をこえた自己同一的な真実在としてのイデアと同一視されることもある。アリストテレスでは,質料と相関的に用いられ,可能態としての質料を限定する本質 (ウシア) ,種差,模範を意味する。たとえば材木が家の質料であるとすると,家についての観念は家の形相である。中世哲学においては形相は本質的なものと偶有的なものに分れたが,近世以降は概して素材,内容の対概念として用いられている。

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デジタル大辞泉

ぎょう‐そう〔ギヤウサウ〕【形相】
顔つき。顔かたち。特に、怒りや嫉妬など激しい感情の現れた顔つき。「形相が変わる」「憤怒(ふんぬ)の形相」→形相(けいそう)

出典:小学館
監修:松村明
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けい‐そう〔‐サウ〕【形相】
外から見た姿や形。ぎょうそう。
《〈ギリシャ〉eidosアリストテレス哲学では、事物の可能態としての質料(しつりょう)を限定して現実的なものたらしめる本質的な原理。エイドス。⇔質料

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世界大百科事典 第2版

けいそう【形相】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ぎょうそう【形相】
顔かたち。表情。姿。現在は多く、恐ろしい感じや不気味な感じがする場合に用いる。 鬼のような-でつかみかかる 必死の-

出典:三省堂
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けいそう【形相】
物のかたち。すがた。ぎょうそう。
ギリシャ eidos ある事象を他のものと区別させ、それを存在させるのに不可欠な事象の本質的な存在構造。エイドス。 ⇔ 質料

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精選版 日本国語大辞典

ぎょう‐そう ギャウサウ【形相】
〘名〙 かおつき。すがた。現在では恐ろしい感じをうける顔つきをいう。
※菅家文草(900頃)四・端午日賦艾人「艾人形相自蒼生、初出雲溝束帯成」
※或る女(1919)〈有島武郎〉後「遣瀬ない嫉妬の情と憤怒とに怖ろしい形相(ギョウサウ)になって」

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けい‐そう ‥サウ【形相】
〘名〙
② (eidos form などの訳語) 哲学で、姿、形、形式などの意味で用いられる。プラトン哲学でいうイデア。アリストテレスでは、事物の質料を規定して、当の事物たらしめている原理。エイドス。→質料
③ 外面的なかたち。形式。形態。
※文明東漸史(1884)〈藤田茂吉〉内篇「能く時世の形相を知り」

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