●形見【カタミ】
デジタル大辞泉
かた‐み【形見】
出典:小学館
監修:松村明
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かたみ【形見】[書名]
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精選版 日本国語大辞典
かた‐み【形見】
〘名〙
① 死んだ人、または遠く別れた人を思うよすがとなるもの。死後または別後にその人のものとして残されたもの。遺品や遺児。
※万葉(8C後)一五・三七五三「会はむ日の可多美(カタミ)にせよと手弱女(たわやめ)の思ひ乱れて縫へる衣そ」
※竹取(9C末‐10C初)「脱ぎおく衣(きぬ)をかたみと見給へ」
※火の柱(1904)〈木下尚江〉一四「其犠牲になった無名氏の一人の遺児(カタミ)が」
② 本物の代わりとなるもの。形代(かたしろ)。
※播磨風土記(715頃)宍禾「一に云はく、大神、形見と為(し)て、御杖を此の村に植(た)てたまひき」
③ 過ぎ去ったものを思い出す種となるもの。思い出のよすが。記念。なごり。
※古今(905‐914)春上・四六「むめがかを袖にうつしてとどめてば春はすぐともかたみならまし〈よみ人しらず〉」
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