●待合茶屋【まちあいぢゃや】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
待合茶屋
まちあいぢゃや
一般に待合と略称される。花街における貸席業をいう。江戸時代に,街頭の簡易休憩所であった水茶屋から発展して会合や待合せに利用する貸席として出現したが,明治以降は芸者との遊興を目的とするところと変質して発展,増加した。現在では風俗営業等取締法 (昭和 23年法律 122号) に基づく各都道府県の施行条例によって規制されている。
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デジタル大辞泉
まちあい‐ぢゃや〔まちあひ‐〕【待合茶屋】
待ち合わせや会合のために席を貸すことを業とした茶屋。明治以降は、主として客と芸者に席を貸して遊興させる所。待合。
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世界大百科事典 第2版
まちあいぢゃや【待合茶屋】
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精選版 日本国語大辞典
まちあい‐ぢゃや まちあひ‥【待合茶屋】
〘名〙 男女の密会や、芸妓と客との遊興のための席を貸す茶屋。待合茶店。待合。
※歌舞伎・黄門記童幼講釈(1877)三幕「跡はいつもの待合茶屋(マチアヒヂャヤ)へ、持って来て下さいまし」
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