@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

律呂【りつりょ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

律呂
りつりょ
中国,日本の音楽理論用語。音律のこと。中国では十二律を6ずつの2グループに分けて律ととし,律呂と併記して音律の意味に用いた。音律に関する文献は,多く「律呂」の語が題名に含まれている。日本の音楽文献のなかにもこれを流用したものがある。しかし,日本の雅楽では,律,呂の意味が中国の場合と違って,音階名称になっていることもあるし,両者を併記する場合も,中国とは逆に呂律ということが多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

りつ‐りょ【律呂】
日本音楽で、の音。また、十二律音律音階旋法調子などをさす。呂律。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

りつりょ【律呂】
中国や日本の音楽用語。呂律(りよりつ)ともいう。本来の字義は,陽陰,天地甲乙のように,なんらかの集合を二つに分けた場合の名称で,律が標準的なもの,呂がそれに対するものという用い方もあるが,律,呂それぞれに特定概念があるわけではない。中国では古来音律の意味で律呂の字を用いる(蔡元定《律呂新書》など)。この音律は楽律ともいい,音組織上の音高に関する規定をもさす。〈十二律呂〉という場合は,十二律を六つずつに分けたものをいい,奇数番目の6音律を,偶数番目の6音律をという。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

律呂
りつりょ

中国および日本の音楽用語で「呂律(りょりつ)」ともいう。

(1)音律の意味。十二律の奇数番目の六つの音律を律、偶数番目の六つの音律を呂といい(六律六呂)、その両者をあわせて「十二律呂」とよぶ。律呂はその略称で「楽律」ともいう。

(2)旋法または音階を2分類するための用語。この分類の仕方は便宜的なもので、時代によって内容の規定は異なる。現在では壱越調(いちこつちょう)、双調(そうぢょう)、太食調(たいしきちょう)の3調子が呂旋(りょせん)、また平調(ひょうぢょう)、黄鐘調(おうしきちょう)、盤渉調(ばんしきちょう)の3調子が律旋(りっせん)に分類されている。この場合、十二律の個々の音を2分類する律呂とは意味が異なり、たとえば壱越調は呂旋に属するが、壱越の音は律ということになる。

[千葉潤之介]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

りつ‐りょ【律呂】
〘名〙 雅楽の十二律の律と呂。転じて、音律。楽律。また、律旋と呂旋。
※続日本紀‐和銅六年(713)七月丁卯「東人得銅鐸於長岡野地〈略〉音協律呂」 〔国語‐周語下〕

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

律呂」の用語解説はコトバンクが提供しています。

律呂の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation