●後光【ゴコウ】
デジタル大辞泉
ご‐こう〔‐クワウ〕【後光】
1 仏・菩薩(ぼさつ)のからだから発するという光。また、仏像の後ろに表した金色の光。光背。背光。「後光 が差す」
2 (「御光」とも書く)高山や水田で、霧が出ているとき、光源や陰影のまわりに円形に見える光。ブロッケン現象は有名。
2 (「御光」とも書く)高山や水田で、霧が出ているとき、光源や陰影のまわりに円形に見える光。ブロッケン現象は有名。
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世界大百科事典 第2版
ごこう【後光】
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精選版 日本国語大辞典
ご‐こう ‥クヮウ【後光】
〘名〙
① 仏のからだから放たれているといわれる光。また、それをかたどった仏・菩薩の像の背部の光相、すなわち光背をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※良人の自白(1904‐06)〈木下尚江〉後「お胸の奥に神様の御光(ゴクヮウ)が映(さ)して」
② 遊女などの笄(こうがい)、簪(かんざし)などをたとえていう語。
※雑俳・柳多留‐一〇七(1829)「北国の阿彌陀後光を質に置」
③ 光源や陰影のまわりに、円形または放射状に見える光。
(イ) 観察者の影が直前の霧や水面にうつし出されたとき、その影を中心として光った環の見られる現象。仏の御光(ブロッケン現象)が有名で、これは光源と反対側の微小水滴の回折による。
(ロ) 一般に光線が放射状にひろがって見える現象。
[補注]「御光」と書かれることも多い。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
後光
ごこう
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