●御子【ミコ】
デジタル大辞泉
み‐こ【▽御子/皇=子/皇=女/親=王】
1 (御子)神の子。特に、イエス=キリストをさす。
2 天皇の子。皇子・皇女。皇女は「ひめみこ」とも。
「玉のをのこ―さへうまれ給ひぬ」〈源・桐壺〉
3 天皇の子で、親王宣下を受けた者。しんのう。
「今までこの君を―にもなさせ給はざりけるを」〈源・桐壺〉
2 天皇の子。皇子・皇女。皇女は「ひめみこ」とも。
「玉のをのこ―さへうまれ給ひぬ」〈源・桐壺〉
3 天皇の子で、親王宣下を受けた者。しんのう。
「今までこの君を―にもなさせ給はざりけるを」〈源・桐壺〉
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
お‐こ【御子】
〘名〙 (「お」は接頭語)
① 他人の子供を敬っていう。
※浄瑠璃・心中涙の玉井(1703頃)「コレ爰(ここ)なお子、何をしくしく泣かしゃるぞ」
② 近世、遊里で、遣手(やりて)や茶屋の女房などが遊女をさしていう語。
※浮世草子・好色敗毒散(1703)一「遣手興をさまし、あの御子(おこ)は何を仰せらるるぞ」
③ 人。かた。
※秋長夜話(1781‐1801頃)「広島の人は壮夫老人をも何の御子、此御子と呼ふ〈略〉汎(ひろく)人を称して、子といはん」
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