@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

御湯殿上日記【おゆどののうえのにっき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

御湯殿上日記
おゆどののうえのにっき
御湯殿上に奉仕する女官が書き継いだかな文の日記。室町時代中期の文明9 (1477) 年から江戸時代末期にいたる大部が,伝本として現存する。主として天皇の日常生活や御所内の出来事を記し,当時の宮中儀式年中行事,皇室経済,公家動静などを知るのに貴重な資料である。なかには宸筆の個所もあり,また女房詞 (ことば) でない記録体の部分もある。古くはほとんどにされていなかったが,『続群書類従補遺として室町時代以降約 200年分を 10冊として刊行

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

おゆどののうえのにっき〔おゆどののうへのニツキ〕【御湯殿上日記】
清涼殿御湯殿の上の間に奉仕する代々の女官がつけた仮名書きの日記。文明9年(1477)から貞享4年(1687)のものが伝存。宮中儀式や女房詞などを知るうえで貴重な史料

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

おゆどののうえのにっき【御湯殿上日記】
宮廷で天皇の近侍の女官が当番で記した職掌日記。なかには天皇執筆の部分もある。女官の詰所が常御殿の御湯殿の上であったので,この名がある。内容は天皇をとりまく動静,儀式,任官叙位,下賜進献など,内側から見た宮廷生活の記録であり,宮廷文化や,もじ言葉・女房詞など宮廷語の研究の史料としても重要。正本と写本をあわせて1477年(文明9)から1826年(文政9)までが伝存している。【脇田 晴子】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

おゆどののうえのにっき【御湯殿上日記】
内裏清涼殿内の御湯殿の上に伺候する女官たちが書き継いだ仮名書き日記。室町中期から江戸末期までのものが伝存する。女房詞を多く交え、宮中内外の諸事動静を伝えている。御湯殿上記。御湯殿記。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

御湯殿上日記
おゆどののうえのにっき
内裏(だいり)の御湯殿上の間に祗候(しこう)した女官が記した日記。男官の殿上日記に倣い、当番の女官が仮名で記した。15世紀初頭より江戸時代末まで書き継がれたが、1477年(文明9)から1687年(貞享4)までの分が刊行されている。天皇の動静、恒例臨時の儀式、叙位任官の記事をはじめ、将軍や諸大名との交渉や贈答、皇室経済、市井の雑事に至るまで記す範囲は広く、政治、経済、文化の史料として貴重である。ことに女房詞(にょうぼうことば)の資料としてはこれに勝るものはない。『続群書類従』補遺3所収。[桑山浩然]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

おゆどののうえのにっき ‥のうへのニッキ【御湯殿上日記】
室町時代、禁中の御湯殿に奉仕する女官が交代でつけた日記。なかには天皇の書いた部分もある。現存するのは文明九年(一四七七)から文政九年(一八二六)に至る約三五〇年間のもの。かな文で書き、女房詞などが多く見える。御湯殿上記。御湯殿記。御浴殿記。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社日本史事典 三訂版

御湯殿上日記
おゆどののうえのにっき
清涼殿内の御湯殿上(飲用浴用の湯をわかすところ)に奉仕した女官が書き継いだ仮名文字の日記
室町中期から江戸末期までのものが現存。天皇の日常生活や宮中の儀式・年中行事・文化生活などを知るのに重要な史料。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

御湯殿上日記」の用語解説はコトバンクが提供しています。

御湯殿上日記の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation