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復員【ふくいん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

復員
ふくいん
demobilization
動員に対比して使用し,戦争または事変の終結に際し,戦時編制下の陸・海・空軍部隊を平和編制に復すること。復員完結とは,予・後備役軍人の召集解除,徴発解除,戦時特設機関の閉鎖など,平時体制に復することをいう。国家的規模では軍需産業の平和利用への転換,失業対策などを含む。日本で正式の復員が行われたのは,日清戦争から山東出兵までの一連の戦争,事変だけで,満州事変や日中戦争など長期にわたる不正規戦争では,復員と動員が混在していた。また第2次世界大戦の敗戦によって,700万人に上る陸海軍部隊の復員が行われたが,混乱のなかで正確な復員業務は行われなかった。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ふく‐いん〔‐ヰン〕【復員】
[名](スル)戦時編制の軍隊を平時体制に戻し、兵員の召集を解除すること。また、兵役を解かれて帰省すること。「外地から復員する」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典 第2版

ふくいん【復員】
戦時に動員した軍隊を平時の体制に復し,召集した兵員の服務を解くことをいう。1945年8月の敗戦によって日本帝国陸海軍は武装解除され,内地部隊の兵士は召集を解かれて自宅に帰り,外地部隊も戦犯容疑者に指名された者以外は逐次帰国した。天皇は終戦詔書に次いで,8月17日と25日の2回,陸海軍人に対する勅語・勅諭を出して整然と復員を実施するよう要望した。終戦時の陸軍兵力は約547万人であったが,内地陸軍部隊は,まずアメリカ軍進駐地点での摩擦を避けるために8月21日,22日に兵団の移動を行い,25日から復員が開始されて10月15日までに復員業務を担当する陸軍省等を除き約210万人が復員を終えた。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ふくいん【復員】
( 名 ) スル
戦時体制の軍隊を平時体制に戻し、兵員の召集を解くこと。また、召集を解かれて兵役を離れること。 「大陸から-する」

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

ふく‐いん ‥ヰン【復員】
〘名〙 軍隊の戦時の編制を平時の編制に復し、召集した兵員の服務を解くこと。軍務を解かれて帰郷すること。また、その人。
※陸軍召集条例施行細則(明治三二年)(1899)三六条「復員に方り召集を解除せられたる者」

出典:精選版 日本国語大辞典
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