●微気候【ビキコウ】
デジタル大辞泉
び‐きこう【微気候】
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世界大百科事典 第2版
びきこう【微気候 microclimate】
地表面から地上1.5mくらいの間の大気層(接地気層)の気候。地表面の状態や地物の影響を強く受けて,細かい気象・気候状態の差異が生じる。接地気層の中ではわずかの高さの違いで気候状態がはなはだしく変化するので,地表面に接した所の大気層の気候は一般の気象観測が行われる高さ(地上1.5m前後)の気候とはかなり異なる。ふつうは水平方向の広がりはせいぜい100m以内の現象が対象になるが,小気候の意味で使われることもある。
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精選版 日本国語大辞典
び‐きこう【微気候】
〘名〙 地表面に接する大気層の気候。地表に生活する植物群落などによって影響され、独特の気候条件を形成し、地表近くで生活する生物の生活に大きな影響を与える。一般に、気候変化の比較的少ない空間として作用する場合が多く、生物の生活に直接影響する環境因子となる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
微気候
びきこう
「接地気候」のページをご覧ください
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日本大百科全書(ニッポニカ)
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