●忌み詞【イミコトバ】
デジタル大辞泉
いみ‐ことば【忌み▽詞/忌(み)言葉】
1 宗教的な理由から、また縁起をかついで、使うのを避ける言葉。古くは斎宮で「仏」「経」などを、民間で婚礼のときに「去る」「帰る」、正月の三が日に「坊主(ぼうず)」「箒(ほうき)」などを忌んだ。
2 1の代わりに使う言葉。斎宮で「寺」を「瓦葺(かわらぶ)き」、「僧」を「髪長(かみなが)」、民間で「すり鉢」を「あたり鉢」、「梨(なし)」を「ありの実」という類。
2 1の代わりに使う言葉。斎宮で「寺」を「瓦葺(かわらぶ)き」、「僧」を「髪長(かみなが)」、民間で「すり鉢」を「あたり鉢」、「梨(なし)」を「ありの実」という類。
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「忌み詞」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●忌み詞の関連情報