●忠清南道【チュンチョンナムド】
デジタル大辞泉
チュンチョン‐ナムド【忠清南道】
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ちゅうせい‐なんどう〔‐ナンダウ〕【忠清南道】
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世界大百科事典 第2版
ちゅうせいなんどう【忠清南道】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
忠清南道
ちゅうせいなんどう / チュンチョンナムド
韓国(大韓民国)の西部に位置する道。面積8586.44平方キロメートル、人口184万0410(2000)。行政区域は6市(天安、公州、保寧、牙山、瑞山、論山)、9郡からなる。道庁所在地は大田(たいでん)広域市(大田は忠清南道の都市から1989年直轄市に昇格。95年広域市)。本道は平均高度が約100メートルで、いちばん低い道である。山地はだいたい丘陵性で、鶏竜(けいりゅう)山(828メートル)を最高峰として、500メートル以上の山地は0.8%にすぎない。したがって耕地面積は総面積の55%と高い比率を占める。北東より南西方向へ平行に走る車嶺(しゃれい)、伽倻(かや)、鶏竜山脈があり、その間を錦江(きんこう)と挿橋(そうきょう)川が流れている。錦江流域には内浦平野、挿橋川の流域には礼唐平野が形成され、おもな米の産地である。西海岸(黄海側)の北部にある泰安半島は海岸線の屈曲が大きく、典型的なリアス式海岸になっている。年平均気温は11~13℃、1月平均気温は零下1~2℃、7月平均気温は24~26℃。年降水量は1100~1300ミリメートルである。
本道のおもな産業は農業である。米は全国生産量の14.5%を占める。麦類は第4位。錦山、扶余(ふよ)、論山は朝鮮人参(にんじん)の生産地であり、礼山のリンゴ、成歓(せいかん)のナシ、大田近郊のブドウなどが有名である。沿海ではタチウオ、イシモチ、カニの漁獲が多い。また海岸ではノリ、貝などを養殖する。地下資源は青陽の金鉱山と保寧の無煙炭がある。工業の成長はまだ貧弱だが、天安、新灘津(しんなんしん)、長項では新しい各種の工業地帯が造成されている。繊維、皮革、食料品、機械、化学工業などが盛んである。重化学工業部門は遅れている。道内には鶏竜山国立公園をはじめとして、温陽、儒城、道高、徳山などの温泉、大川と恋浦の海水浴場などの自然の観光資源が多い。また公州と扶余には百済(くだら)文化の遺産が多く、とくに百済文化祭は全国的に有名になっている。忠南大学校には百済研究所があり、公州大学には百済文化研究所がある。
[張 保 雄]
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精選版 日本国語大辞典
ちゅうせい‐なんどう ‥ナンダウ【忠清南道】
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
忠清南〔道〕
ちゅうせいなん
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