●怒江【どこう】
世界大百科事典 第2版
どこう【怒江 Nù jiāng】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
怒江
どこう / ヌーチヤン
中国南西部を流れる川。青海省とチベット自治区の境にあるタングラ山脈の南麓(なんろく)に源を発し、チベット自治区東部を東流、南流して雲南省に入る。雲南省西端を南流してミャンマー(ビルマ)国内に入り、サルウィン川と名を変え、さらに南流してマルタバン湾に注ぐ。全長3954キロメートル(中国内は1540キロメートル)、流域面積32万5000平方キロメートル(中国内は12万平方キロメートル)。ほとんどが1000~3000メートルの深い峡谷を刻んで流れるため支流が少なく、舟運にも適さない。しかし流量は豊富で落差も大きく、包蔵水力は3550万キロワットと推測される。
[青木千枝子・河野通博]
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
怒江
どこう
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