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悪性腫瘍【あくせいしゅよう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

悪性腫瘍
あくせいしゅよう
malignant tumor
一般に発育が速く,周囲の組織を破壊し,血液やリンパによって他の場所に転移しやすい腫瘍をいう。上皮系の皮膚,粘膜,腺などから発生するものが癌腫,非上皮系の結合組織,骨,軟骨リンパ節などに発生するのが肉腫で,両者を合せて一般的にと称し,人口動態統計では悪性新生物ともいう。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

あくせい‐しゅよう〔‐シユヤウ〕【悪性腫瘍】
腫瘍のうち、細胞が変異して限りなく増殖を続け、周囲の正常な組織を破壊するもの。癌腫肉腫とに分けられる。悪性新生物。癌。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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栄養・生化学辞典

悪性腫瘍
 悪性新生物,がんともいう.増殖,浸,転移などを特色とし,宿主を与え,多くの場合死に至らしめる細胞群.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

あくせいしゅよう【悪性腫瘍】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

あくせいしゅよう【悪性腫瘍】
増殖力が強く、周囲の組織を破壊・浸潤して全身に転移し、生体に致命的な害を与える腫瘍。癌腫がんしゆと肉腫をいう。 → 癌腫肉腫

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

悪性腫瘍
あくせいしゅよう
悪性の特徴をもつ腫瘍の総称。腫瘍(新生物neoplasm)とは、体の中に生じた異常な細胞が本来の制御を逸脱して、自律的に増殖し続けることによって生じる腫瘤(しゅりゅう)、病変をさす。腫瘍は良性のものと悪性のものとに大別され、悪性腫瘍は一般に「がん」と同義語として用いられる。両者を比較すると、悪性腫瘍には次のような特徴が認められる。
(1)悪性腫瘍は良性腫瘍に比して、正常な細胞、組織との形態の変化の度合い(異型性)が強い。
(2)悪性腫瘍は良性腫瘍に比して発育の速度が早く、良性腫瘍はほとんど再発しないのに対して、悪性腫瘍はしばしば再発する。
(3)良性腫瘍は周囲の組織を押しのけて増殖する「膨張性(拡張性)発育」の形をとるのに対して、悪性腫瘍は組織や細胞の間に浸潤して広がる「浸潤性発育」の形をとることが多い。
(4)良性腫瘍では、原発部位から離れた場所に運ばれて新たに発育する「転移(遠隔転移)」が起こらないのに対し、悪性腫瘍ではしばしば転移が起こる。
(5)良性腫瘍は全身への影響がしばしば軽度であるのに対し、悪性腫瘍は、発生した臓器ばかりでなく全身に重篤な影響を及ぼし、やがては生命を脅かす。
 悪性腫瘍はさらに、皮膚や粘膜、分泌腺(せん)など上皮性細胞の性格をもつ「癌(がん)(がん腫)carcinoma」と、血管や筋肉、脂肪、骨、軟骨、神経、結合組織などの非上皮性細胞に由来する「肉腫sarcoma」に分けられる。造血細胞に由来する白血病やリンパ腫も広義には肉腫に含まれる。まれに上皮、非上皮双方の腫瘍細胞成分からなる混合性腫瘍もみられる。「がん」という呼称は、狭義にはがん腫のみをさすこともあるが、病理学的にはがん腫、肉腫を包括した悪性腫瘍を意味し、これらの総称として用いられることが多い。[渡邊清高]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

あくせい‐しゅよう ‥シュヤウ【悪性腫瘍】
〘名〙 腫瘍の細胞そのものの増殖力が強く、周囲の組織へ蔓延(まんえん)浸潤し、または他の臓器へ転移するもの。ガンはその代表例。
カズイスチカ(1911)〈森鴎外〉「悪性腫瘍(アクセイシュヤウ)らしい処は少しもありません」

出典:精選版 日本国語大辞典
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