●想起【そうき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
想起
そうき
recall
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デジタル大辞泉
そう‐き〔サウ‐〕【想起】
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世界大百科事典 第2版
そうき【想起】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
想起
そうき
anamnēsis ギリシア語
プラトン哲学の用語。知識と人間の魂の本来の関係を説き明かす説話(ミュートス)の一つ。人間の魂は初め別の世界にあり、そこで真実在(イデア)をみて、その知識をもっていた。しかし、肉体の内に入ることによってその知識を忘却してしまう。そこで、この世で肉体の感覚を通じてみるもののなかに、魂が以前にみた真実在に類似するものをみいだし、以前にもっていた知識を想(おも)い出してゆく過程が想起(アナムネーシス)である。それは、魂の本性に植え付けられている真の知識を魂が回復してゆく過程であり、学習は本来の意味ではすべて想起であり、哲学はこの想起の道筋を与えると説かれた。プラトンの中期の対話篇(へん)『メノン』『パイドン』『パイドロス』のなかにみられる。
[加藤信朗]
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精選版 日本国語大辞典
そう‐き サウ‥【想起】
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