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憑依【ひょうい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

憑依
ひょうい
spirit possession
人の生霊・死,動物霊などが人間の体内に入ることによって,その人が精神的,肉体的に影響を受ける現象をいう。その底には,霊は肉体から自由に出入りできるとする信仰がある。また人に乗移った霊を憑物 (つきもの) という。このような憑霊信仰は,シャーマン霊媒依のような統制的なものと,憑かれた霊によって人が病気や異常な精神状態を起すような非統制的なものに分れる。前者が正常な望ましい憑霊であるのに対して,後者は概して異常な病的現象とされ,治療されるべき対象となる。また憑霊には,一時的に他の霊が乗移るという「憑き」の現象と,遺伝的,伝染的に家系に伝わるという「持ち」の現象とがある。日本では「持ち」の家はきつね持ち,犬神筋などと呼ばれ,他から縁組を嫌われ,差別も受けることになるので,憑物筋俗信の根強い地方では,社会的葛藤を呼起すことが多かった (→犬神 , 狐憑 ) 。乗移るとされる動物霊は,たぬき,きつね,へび,ねこ,さる,いぬ,河童などがあげられる。憑物は祈祷師などが落してくれると信じられており,憑かれた者はうわごとを言ったり,奇妙な行動をとるなどの異常を起すが,また身体的病気でも憑物のせいにされることがある。憑現象は世界中に広くみられ,インドネシアではとらやわにに憑かれるとされる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ひょう‐い【×憑依】
[名](スル)
頼りにすること。よりどころにすること。
「われらの温かなる―の対象となる人格的の神」〈倉田愛と認識との出発
霊などがのりうつること。「悪霊が憑依する」

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ひょうい【憑依】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ひょうい【憑依】
スル
たよること。よりすがること。 法律に-せざる時は/明六雑誌 5
霊などがのりうつること。 -霊

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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