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懲罰【ちょうばつ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

懲罰
ちょうばつ
discipline
組織の内部規律を乱した者に対して行う制裁。法律用語としては,国会議員 (憲法 58,国会法 121~124) ,地方公共団体の議会議員 (地方自治法 134~137) ,在監者 (監獄法 59~62) などに使われている。議員に対する罰は,公開の議場における戒告陳謝,一定期間の登院 (地方議会では出席) 停止,除名の4種で,在監者に対する懲は,叱責から7日以内の重屏禁まで 12種類あるがこの本質懲戒である。議員の懲罰は,各議院または地方議会が,在監者の懲罰は刑務所長が行う。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ちょう‐ばつ【懲罰】
[名](スル)
こらしめのために罰を加えること。また、その罰。「違反者を懲罰する」
公務員などの不正・不当な行為に対する制裁。特に、国会の各議院または地方議会が、議会の秩序維持のために議員に科する制裁。戒告・陳謝・登院(出席)停止・除名の4種がある。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

ちょうばつ【懲罰】
特別な部分社会の紀律ないし秩序を維持するため,一定の義務違反に対して科せられる制裁。公務員,公証人,弁護士等に対して科せられる懲戒とその性質を同じくし,一般国民に対する刑事罰とは異なる。代表的なものは,国会議員に対する懲罰である。日本国憲法は,国会の両議院が組織体としての秩序を維持するため,議院の自律権に基づいて,院内の秩序を乱した議員を懲罰できる旨定め(58条2項),その細目を国会法が規定している。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ちょうばつ【懲罰】
スル
悪い行為に対して、いましめのために罰を与えること。また、その罰。 遅刻した生徒を-する
国会の各議院や地方議会が議会内部の秩序を乱した議員に対して行う制裁。戒告・陳謝・登院停止・除名の四種がある。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

懲罰
ちょうばつ
一般用語としては懲戒と同義であるが、法令上は議会の秩序維持のため議員に対して科せられる制裁をいう。
 院内の秩序を乱した国会議員、ないし地方自治法ならびに会議規則および委員会に関する条例に違反した地方議会議員に科される。欠席議員を懲罰に付すこともできる。院外での行動、たとえば有罪判決を受けたことを理由に科すことはできない。その種類は、公開の議場における戒告、公開の議場における陳謝、一定期間の登院停止(国会議員)ないし出席停止(地方議員)、除名である。除名は出席議員の3分の2以上の多数による議決(国会の場合)、ないし3分の2以上の議員の出席とその4分の3以上の者の同意(地方議会の場合)を要する。除名された議員でふたたび当選した者を拒むことはできない。国会議員の懲罰については、議院の自律権を尊重して、司法審査の対象外とするが、地方議員の懲罰については除名につき司法審査が及ぶとするのが判例通説である(憲法58条2項、国会法121条以下、地方自治法134条以下)。なお「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」は、被収容者に対する制裁について懲罰の語を用いている。[阿部泰隆]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ちょう‐ばつ【懲罰】
〘名〙
① 将来を戒めるために、こらしめ罰すること。また、不正・不当な行為に対して、こらしめのために加える罰。
※暴夜物語(1875)〈永峰秀樹訳〉後翁並二犬の伝「二弟の懲罰も期限満ちたらんが故に約地に赴き」 〔北史‐稽胡伝〕
② 公務員などの不正、不当な行為に対して加えられる制裁。特に国会両院・地方公共団体の議会が、その自律権に基づき、議会の秩序維持のため議員に科する制裁をいう。戒告・陳謝・登院停止・除名の四つがある。
※東京朝日新聞‐明治二六年(1893)一二月六日「衆議院は議長星亨氏に対して左の如く懲罰することに決せり」

出典:精選版 日本国語大辞典
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