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懸濁液【ケンダクエキ】

デジタル大辞泉

けんだく‐えき【懸濁液】
液体中に顕微鏡で見える程度の粒子が分散しているもの。粘土を含んだ濁水、金のコロイド溶液など。

出典:小学館
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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岩石学辞典

懸濁液
流体,水または空気のの中で粒子が運ばれる移動の様式.粒子は形成された乱流の上向きの力のために床に落ちることが妨げられる.液体中の固体の分散系などの例がある[Gilbert : 1934].液体中にコロイド粒子または顕微鏡で見える程度の粒子として固体粒子が分散した分散系をいう.粒子が非常に細かく分散し,粒子間の凝集が起こりにくい場合はかなり長期間安定に存在する[長倉ほか編 : 1998].

出典:朝倉書店
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栄養・生化学辞典

懸濁液
 溶液とは異なり,固体の微粒子が液体に分散して浮遊している状態.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

けんだくえき【懸濁液 suspension】
液体中に固体の微細粒子が浮遊している分散系で,サスペンジョンともいう。分散粒子は重力の作用により沈降するが,粒子が微細なほど長く分散状態が保たれ,とくに粒径が0.5μm(5×10-7m)以下になると安定に存在し,粒子コロイドあるいはゾルと呼ばれる。泥水などの土壌分散系,墨汁,印刷インキなどは,身近にみられる懸濁液である。種々の金属,非金属の単体硫化物,酸化物,水酸化物,ケイ酸塩などの懸濁液は,分散法または凝縮法によりつくられる。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

けんだくえき【懸濁液】
固体の微粒子が液体中に分散している混合物。粒子の大きさはコロイド粒子程度かそれよりも大きい。泥水や墨汁・印刷インキなど。サスペンション。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

懸濁液
けんだくえき
suspension
固相のコロイド粒子が液相の分散媒中に分散している系である。サスペンジョンともいう。粘土を含んだ濁水などは身近な懸濁液の好例である。懸濁粒子は、コロイド粒子よりもかなり大きい径のものをも含む。金属粒子を含むゾル(たとえば金のコロイドであるカシウス紫など)は、みな懸濁液である。これらの安定な懸濁液をつくるには、通常は保護コロイドが必要である。たとえば、墨汁(ぼくじゅう)などは、炭素のコロイド粒子に膠(にかわ)が保護コロイドの役割を果たしている。[山崎 昶]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けんだく‐えき【懸濁液】
〘名〙 肉眼または顕微鏡で見える程度の固体微粒子が分散し、濁っている液体。水中に炭素粒子が分散している墨汁、水中に粘土粒子が分散している泥水など。サスペンジョン。〔薬の効用(1964)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版

懸濁液
ケンダクエキ
suspension

サスペンションともいう.液体中に固体が粒状に分散した状態をいう.雨後の濁った河水などは,微小な粘土類のサスペンションである.静置すると比重の大きい粒子は沈降するが,粒径がコロイド程度(10-7~10-9 m)に小さい場合や,分散媒の粘度を高くすると沈降速度はいちじるしく小さくなる.

出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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