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手綱【たづな】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

手綱
たづな
bridle
馬具の一種。 (くつわ) の両端引手に装着してを制御するためので,馬をつなぎ止めるための野繋索が添えられる。和鞍の手綱は長さ 2.5~3.5mの絹布麻布手綱染 (赤と白,紫と白などコントラストの強い2色に染め分けた同一間隔の太い縞模様) にしたものを4つ折りにして用いる。洋馬具の手綱は一般に皮製で,馬場馬術などに用いられる大勒 (たいろく) 用と,障害飛越や競馬などで用いられる小勒用とがある。

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デジタル大辞泉

た‐づな【手綱】
馬具の一。轡(くつわ)の左右に結びつけ、人が手に取って馬を操る綱。
人を動かし、また物事を処理する手加減。「家計の手綱を握る」
手綱染め」の略。
烏帽子(えぼし)の上に締める鉢巻き。
「烏帽子に―打たせて」〈盛衰記・三四〉
ふんどし。まわし。室町時代から江戸時代の初めにかけて用いた語。
「相撲はこれがはじめなれば…―も腰も切れぬべし」〈曽我・一〉

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編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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たんな【綱】
《「たづな」の音変化》
馬の手綱。〈日葡
したおび。ふんどし。
「この子、ちりめんの―をして」〈仮・仁勢物語・上〉

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世界大百科事典 第2版

たづな【手綱】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

精選版 日本国語大辞典

た‐づな【手綱】
〘名〙
① 馬具の一つ。馬の轡(くつわ)の左右に結びつけ、騎乗者が手にとって馬を操縦する綱。縄または布、組緒の類を用い、その質や染色により唐糸手綱、縄手綱、紺手綱、絞手綱などの名がある。くつわづら。たんな。
※宇津保(970‐999頃)菊の宴「馬をならべ、たつなをかはして物がたりをするついでに」
※大鏡(12C前)二「馬の手綱ひかへてあふぎたかくつかひてとほり給を」
② 転じて、勝手な行動をしないように注意して見張る気持をたとえていう。
※虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一「『そこでクレオパトラがどうしました』と抑へた女は再び手綱(タヅナ)を緩める」
③ ふんどし。室町時代から江戸時代の初めにかけて用いた語。犢鼻褌(とくびこん)。たんな。
※曾我物語(南北朝頃)一「相撲は、これがはじめなれば、〈略〉あらくもはたらかば、たづなも腰もきれぬべし」
④ 月経帯のこと。昔は紙で手製の丁字帯を作って用いたが、これを「お馬」と俗称したところからいう。
※雑俳・柳多留‐六二(1812)「乗初めに駒の手綱を母伝授」
⑤ 烏帽子を着けるとき、上に結ぶ鉢巻。
※源平盛衰記(14C前)三四「小袴に懸け直垂、烏帽子に手綱(タヅナ)うたせて」
※晩菊(1948)〈林芙美子〉「水色と桃色のぼかしたたづななぞを身につけていた」
[補注]①について「永祿十一年節用集」には「手綱 タンナ」、「日葡辞書」には「Tanna(タンナ)。または、Tazzuna(タヅナ)ともいい、むしろその方がまさる。馬の手綱」とあり、「タンナ」ともいっていた。

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た‐な【手綱】
〘名〙 (「たづな」の転じた「たんな」の撥音「ん」の無表記) =たんな(手綱)

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たんな【手綱】
〘名〙 (「たづな」の変化した語)
※玉塵抄(1563)二二「かけづる馬をたんなぐつわでひっしめてをく」
② 馬の手綱状の長い布。すなわち、したおび。ふんどし。とうさぎ。ふどし。たな。〔黒本本節用集(室町)〕
③ 東北地方で、長い布を目だけを出すように顔にまく被り物をいう。

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