●托葉【たくよう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
托葉
たくよう
stipule
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デジタル大辞泉
たく‐よう〔‐エフ〕【×托葉】
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世界大百科事典 第2版
たくよう【托葉】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
托葉
たくよう
葉の葉柄基部付近に生ずる葉的な部分をいう。双子葉植物に多くみられ、普通は一対となっている。葉は一般に葉身と葉柄と托葉から成り立つといわれ、托葉は葉を構成する基本的な部分であるが、葉柄と托葉の一方、あるいは両方をもたない葉も多い。托葉は葉身に比べて芽の中での成長が速く、未発達の葉身を保護する役割をもつといわれる。また、托葉は春、芽が開いて葉身が展開すると落ちてしまうことが多い。普通、冬芽を覆う鱗片葉(りんぺんよう)は葉に相当するものとみられるが、カバノキ科、ブナ科、ニレ科では、その鱗片葉が托葉に相当するものであると考えられている。エンドウでは托葉に相当する部分が比較的大きく、葉身の部分とともに葉が枯れるまで光合成を行っているし、ユリノキの托葉も緑色で、比較的長く生存する。このように、托葉にはさまざまなものがあり、また系統的にも異なった起源があると思われるが、この問題は学問的には未解決となっている。
[原 襄]
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精選版 日本国語大辞典
たく‐よう ‥エフ【托葉】
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