●扮装【ふんそう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
扮装
ふんそう
disguise
俳優や舞踊家が劇中人物を表現するために,化粧を施し,衣装,かつら,仮面,かぶりもの,履物などを身に着けること。せりふやしぐさに先立ち,観客の視覚に訴えて,その役の時代,地域,年齢,職業,地位,性格などを説明するための重要な劇的要素。
出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
デジタル大辞泉
ふん‐そう〔‐サウ〕【×扮装】
[名](スル)俳優が、その役柄らしく、身なりや顔かたちなどをつくり装うこと。また、その装い。一般に、ある人物などに似たかっこうをすることにもいう。「ピエロに扮装 する」
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
ふんそう【扮装】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
精選版 日本国語大辞典
ふん‐そう ‥サウ【扮装】
〘名〙
① 身なりをよそおい飾ること。また、そのよそおい。いでたち。
※上海(1928‐31)〈横光利一〉三三「時々中国人に扮装して市中を廻った」
② 俳優がその役柄の人物に似せて衣服、顔かたちをよそおうこと。また、そのよそおい。
※蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉一一「代々の名優の工夫に成る一定の扮装、一定の動作」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
「扮装」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●扮装の関連情報