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【かかえ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典


かかえ
江戸時代の隷属農民の称。地方により名称成因隷属の度合いなどさまざまであるが,親方や地主に対して労働力を提供し,生活を保護してもらうという庇護隷属の関係にあった。一般に,家屋,零細耕地をもっていたが,年貢は親方百姓を通して負担した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ほう【抱】[漢字項目]
常用漢字] [音]ホウ(ハウ)(漢) [訓]だく いだく かかえる
腕をまわしてかかえこむ。だく。「抱合抱擁抱卵介抱
心の中に思いをいだく。「抱懐抱負
(「」の代用字)両手で持ちあげるようにしてかかえる。「抱腹絶倒
[名のり]もち

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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精選版 日本国語大辞典

いだか・う いだかふ【抱】
〘他ハ下二〙 腕にかかえこむ。
※竹取(9C末‐10C初)「女ぬりこめの内にかくや姫をいだかへてをり」
[補注]「いだく」の未然形に動作の継続、反復を表わす古い助動詞「ふ」が付き、下二段化したものか。また、「いだきかかふ」の変化したものとも考えられる。

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いだき【抱】
[1] 〘名〙 (動詞「いだく(抱)」の連用形の名詞化) だくこと。
[2] 〘接尾〙 両手でかかえる程の大きさ。かかえ。うだき。
※書紀(720)推古三年四月(岩崎本訓)「沈(ぢむ)水淡路嶋に漂着(よ)れり。其の大さ一囲(イダキ)

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うだき【抱】
〘接尾〙 (動詞「うだく(抱)」の連用形の名詞化) 両手で抱えるくらいの大きさ。
※書紀(720)仁徳六二年五月(前田本訓)「大きなる樹有りて〈略〉其の太さ十囲(とウダキ)

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かい かひ【抱】
〘接尾〙 「かかえ(抱)」の変化した語。
※玉塵抄(1563)一「両の手でだきあわすることぞここらに一かい二かいと云ことぞ」

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かかえ かかへ【抱】
[1] 〘名〙 (動詞「かかえる(抱)」の連用形の名詞化)
① 祿や給金などを与えて召しかかえること。また、そのかかえられた人。
※比企文書‐永祿四年(1561)五月二二日・太田資正判物「小室矢沢百姓分、如前々御拘候」
※浮世草子・世間娘容気(1717)三「呉服所より抱(カカヘ)にござったござったお大黒の殞子(をとしご)
② 芸娼妓などで、雇い主に雇われている者。⇔自前(じまえ)
※浮世草子・好色二代男(1684)五「三浦四郎左衛門抅(カカヘ)の太夫若山に」
③ 「かかえおび(抱帯)」の略。
※浄瑠璃・心中天の網島(1720)橋尽し「泣てつきせぬなごりのたもと見すえてかかへをたぐり寄せ」
④ 客が遊女の水揚げの費用を支出すること。江戸時代、江戸深川の岡場所の語。
※洒落本・古契三娼(1787)「ふか川じゃァかかえをしてやるといふが客のはでさ」
⑤ 菊の花弁の狂い方や変形の仕方の称。追抱、褄折抱、丸抱、乱れ抱、自然抱、管抱、露心抱の七種がある。かかえ咲き。
[2] 〘接尾〙 両手でかかえるほどの大きさを示す語。
※改正増補和英語林集成(1886)「ヒト kakae(カカエ)ノ マキ」

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かか・える かかへる【抱】
〘他ア下一(ハ下一)〙 かか・ふ 〘他ハ下二〙
① 腕でかこむようにして支え持つ。両腕でかこみ持つ場合にも、片腕でわきの下に持つ場合にもいう。また、病人などをだくようにして看護する。
※書紀(720)天智即位前(北野本訓)「唐の兵、膝を抱(カカヘ)て哭く」
※竹取(9C末‐10C初)「人々あさましがりて、寄りてかかへ奉れり」
② ある範囲内に入れる。かこむ。
※狂言記・舟ふな(1660)「浦山をかかへまして、上下の船などを眺め、ことの外、景の多い所でござりまする」
③ 中に込めて出られないようにする。閉じ込める。
※地蔵十輪経元慶七年点(883)二「或は罰するに鞭杖をもてす。或は牢獄に禁(カカフ)
④ 自分の勢力範囲に入れてかばう。庇護(ひご)する。
※平治(1220頃か)下「山門の大衆あげて流罪せられよと公家に申ししかども、君かかへ仰せられしを」
⑤ 人を家臣や召使いとして雇い入れる。召しかかえる。
※虎明本狂言・鼻取相撲(室町末‐近世初)「新座の者をあまたかかへらるる程に、それにおきたひと申事でござ有」
※人情本・春色梅児誉美(1832‐33)四「私が代に抱(カカヘ)た女だと、おもいれ仕置の仕法もあるが」
⑥ ものを所有したり支配したりする。維持する。
※石山本願寺日記‐顕如上人文案・(年未詳)(室町)卯月一八日「然共各依油断、当寺あいかかへがたく候」
⑦ 自分に課せられたもの、責任をとるべきもの、また、負担になるものとして持つ。
※平家(13C前)一一「これほどの大事をまへにかかへながら、同士戦(どしいくさ)候者(さうらはば)
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)飯坂「遙なる行末をかかえて、斯る病覚束なしといへど」
⑧ じっと控えめに内にこめて、外に出ないようにする。控えめにする。うちわにする。
※花鏡(1424)比判之事「風情よそをいを少々(すくなすくな)とかかへて、見物の人の目・心をやすめて」
[補注]室町頃からヤ行にも活用して「かかゆ(る)」が使われたが、未然形、連用形は「かかふ」「かかへる」のそれと区別しにくいので便宜上この項に入れ、「かかゆ」には、はっきり区別できる例だけをあげた。→かかゆ

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かか・ゆ【抱】
〘他ヤ下二〙 (ハ行下二段動詞「かかふ」から転じて、室町時代頃から用いられた語。多くの場合、終止形は「かかゆる」の形をとる) =かかえる(抱)〔天正本節用集(1590)〕
※虎明本狂言・骨皮(室町末‐近世初)「此寺をかかゆる事はなりまらすまひ程に」
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉三「乗合一同旅の苦をわすれて腹を抱(カカ)ゆるほどに」

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だか・える だかへる【抱】
〘他ア下一(ハ下一)〙 だか・ふ 〘他ハ下二〙 いだく。かかえる。だきかかえる。だく。
※玉塵抄(1563)三四「琴をだかえてかきをくぐってにげたぞ」

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だか・る【抱】
〘自ラ五(四)〙 胸の前にかかえもつようにされる。抱かれる。
※雑俳・柳多留‐四(1769)「おはぐろの尻へだかってだだをいふ」

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だき【抱】
〘名〙 (動詞「だく(抱)」の連用形の名詞化)
① 抱くこと。
② かかえること。また、両手でかかえるほどの大きさを示すのに用いる語。
※浮世草子・新御伽婢子(1683)五「真黒なる大木、太さふた抱(ダキ)計なるが」
③ 衣の袖の前の部分。
※名語記(1275)四「袖のまへをばだきとなづけ、うしろをばそてといへり」

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だ・く【抱】
〘他カ五(四)〙 (動詞「いだく(抱)」の変化した語)
① 腕にかかえて胸の前に支えもつ。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「いづれの宮をかまづだき給ふと」
② ある考え・感情を心にもつ。ひそかに思う。
※蘇悉地羯羅経寛弘五年点(1008)上「終に捨離退心を懐(タカ)ず」
③ 他人に、自分と同じ考えや行動を無理にとらせる。特に、悪事や罪を自分とともにさせる。だきこむ。
※雑俳・柳多留‐八(1773)「だいてはいるとは二位どのか言はじめ」
④ 遊女屋の仲居が、幇間を情夫としてもつ。江戸時代、京都祇園の遊里で用いられた語。
※洒落本・箱まくら(1822)上「抱懐(ダイている) たいこもちとわけあるをいふ」
⑤ 男女が抱擁する。交接する。
※歌謡・松の葉(1703)一・錦木「去り難いとてだかりょうか」
[補注]イダク→ダクの変化については、音韻論的には、語頭狭母音の脱落説や濁音前の入り渡り鼻音のイ表記省略説等がある。

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だっこ【抱】
〘名〙 だくこと、また、だかれることをいう幼児語。
※雑俳・歌羅衣(1834‐44)七「抱っ子いやだとだだを踏む泥」

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むだか‐・う ‥ふ【抱】
[1] 〘他ハ四〙 (動詞「むだく(抱)」に反復・継続の意の上代の助動詞「ふ」の付いてできたもの) =むだく(抱)
※東大寺本成実論天長五年点(828)一五「炎摩天の抱(ムダカハル)て欲を成し」
[2] 〘他ハ下二〙 ((一)の下二段化したもの) =むだく(抱)
※釈日本紀(1274‐1301)一八「其父(そのかそ)を抱(ムタカヘ)て死(まかり)ぬ」

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かか・う かかふ【抱】
〘他ハ下二〙 ⇒かかえる(抱)

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だか・う だかふ【抱】
〘他ハ下二〙 ⇒だかえる(抱)

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