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抵抗器【ていこうき】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

抵抗器
ていこうき
resistor
電気抵抗を与えるための重要な回路部品。抵抗体は電気回路として用いられる以外に電熱線として発熱用の材料にも用いられる。抵抗体としてニクロムマンガニンコンスタンタンなどの抵抗線を巻いた巻線抵抗,炭素皮膜による炭素皮膜抵抗,炭素と樹脂とを焼結したソリッド抵抗などがある。またニクロムやタンタルの金属を絶縁体の表面に蒸着してつくった金属皮膜抵抗は信頼度が高い。これらには抵抗値が一定の固定抵抗器と,抵抗値が変えられる可変抵抗器とがある。集積回路では拡散領域を利用したモノリシック拡散抵抗が一般的である。このほか,サーミスタは大きな負の抵抗温度係数をもつ半導体で,バリスタなどとともに非線形抵抗素子として用いられる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ていこう‐き〔テイカウ‐〕【抵抗器】
電気回路を構成する部品の一。回路に電気抵抗を与えて、電流を制限したり電圧を降下させたりする。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ていこうき【抵抗器】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ていこうき【抵抗器】
回路に電気抵抗を与えるための素子。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

抵抗器
ていこうき
resistor
ある抵抗値を得るための電子部品。抵抗値が固定のものと可変のものとがある。抵抗器は抵抗値のほか、発熱するので定格電力、電圧の上限を示す定格電圧、温度係数などにより仕様が示される。小電力の電子回路用抵抗器は形状によってリード抵抗、チップ抵抗などに分類される。また、金属皮膜抵抗、酸化金属皮膜抵抗、カーボン抵抗、巻線抵抗など、抵抗体の種類によっても分類される。
 計測用としては標準抵抗器や、ホイートストンブリッジ(ブリッジ回路のうちもっとも基本となるもので、5個の抵抗が接続されたブリッジ)の各辺に用いる抵抗器や、電圧計や電力計に内蔵させる抵抗器がある。これらは、抵抗値の経年変化が少ないこと、および温度変化による抵抗値の変化が少ないことが要求される。このため計測用の抵抗器にはマンガニン線(銅とマンガン、ニッケルの合金線)が用いられる。一般に金属の抵抗値は1℃の温度変化があると抵抗値が1000分の4~6変化するのに対し、マンガニン線は温度変化に対する抵抗変化がきわめて小さく、1℃当り10万分の1~10である。
 電動機や発電機の始動器や抵抗制御のためにかつて多く用いられた抵抗器は、鉄に少量の炭素およびシリコンを入れた抵抗線をコイル状、リボン状に形成したものを用いる。これらを可変抵抗にするには、コイル状に巻いた抵抗線の外面をすり接触しながら移動できる接触子を設ける。これをすべり抵抗器という。または固定抵抗器を多数直列に結び、各接続点から端子を出し、これら端子上を移動できる接触子を設けておいて、これの移動で抵抗を変える。
 大電流の制御には液体抵抗器を用いる。電解質や純水を水槽に蓄え、これに電極をつり下げたもので、電極の侵入深さを加減して極間の電気抵抗を連続的に変えることができる。この電極を3本設ければ三相回路の可変抵抗器が得られる。[磯部直吉・森本雅之]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ていこう‐き テイカウ‥【抵抗器】
〘名〙 電流の流れをさまたげる電気回路要素で、電流が流れたときその中で電力を消費するもの。カーボン形、巻線形、金属被膜形などがある。コンデンサー、コイルとともに電気回路要素として、広く用いられている。〔電気訳語集(1893)〕

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