●拍子【ひょうし】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
拍子
ひょうし
time; meter
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拍子
ひょうし
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デジタル大辞泉
ひょう‐し〔ヒヤウ‐〕【拍子】
㋐音楽のリズムを形成する基本単位。一定数の拍(はく)の集まりで、強拍と弱拍との組み合わせからなる。拍の数により二拍子・三拍子などという。雅楽では早(はや)拍子・延(のべ)拍子など。
㋑雅楽の笏拍子(しゃくびょうし)のこと。また、その奏者。
㋒雅楽で、ある楽曲中での太鼓の打拍数。また、それによって表す曲の規模。拍子八・拍子十など。
㋓能楽で、四つの伴奏楽器、すなわち笛・太鼓・大鼓・小鼓のこと。また、謡曲をうたう音声の節度。
㋔能楽・舞踊で、足拍子のこと。
2 何かが行われたちょうどそのとき。とたん。「立ち上がった
3 物事の進む勢い。調子。「
4 連句の付合(つけあい)手法の一。前句の句勢に応じてつける方法。→七名八体(しちみょうはったい)
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ほう‐し〔ハウ‐〕【▽拍子】
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びゃく‐し【▽拍子/▽百師/▽百子】
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世界大百科事典 第2版
ひょうし【拍子】
【日本】
以下に述べるように,複合語も含めてさまざまの使われ方をするが,〈打つ〉という行為によって具現され,あるいは感得されるリズムと強く結びついている点で共通している。まず打楽器類に笏(しやく)拍子,銅拍子,大拍子(だいびようし),拍子木,拍子盤などがあり,笏拍子は単に拍子とのみ称されることが多い。また能楽で使用される4種の楽器,笛(能管),大鼓(おおつづみ),小鼓,太鼓(締太鼓)を四拍子(しびようし)という。
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はくし【拍子】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
拍子
ひょうし
metre (meter) 英語
time 英語
measure 英語
Takt ドイツ語
mesure フランス語
misura イタリア語
音楽上のリズムに関する用語。元来は日本音楽の用語であったが、今日では広く欧米音楽にも用いられる。リズムと拍子とはしばしば混同して用いられるが、両者の間には本来区別されるべきものがある。つまり、リズムが「継起的な音運動現象の生み出す時間的進行上の秩序」と定義されうるのに対し、拍子は「最小の時間単位である拍が集まって組織された音楽の一定の時間単位」および「強拍と弱拍が規則的に繰り返されるアクセントの周期的な反復」を意味し、拍子はあくまでもリズムの一種にすぎない。
現在もっとも一般的に用いられている拍子は、17世紀以後の欧米音楽におけるものである。そこでは拍子が小節線でくぎられた1小節内に含まれる単位音符の数によって定められ、それを示すには普通、拍子記号が用いられる。拍子記号は、原則として分母に単位音符の種類、分子に1小節内のその数を置いた分数の形で表される。拍子の分類法はいくつかあるが、日本では普通次の3種に大別する。〔1〕単純拍子(2、3、4拍子) すべての拍子の基礎となる。〔2〕複合拍子(6、9、12拍子など)
複数の単純拍子が合成されたもので、各1拍が3分割される点が特徴である。たとえば6/8拍子は8分音符三つを1拍とする2拍子系ととらえられる。〔3〕混合拍子(5、7拍子など) 複数の単純拍子が混合されたもの。たとえば5拍子は2拍子と3拍子の組合せで、2+3または3+2の構造をとる。このほか変拍子として、2拍子系が一時的に3拍子系に転換されるヘミオリアや、複数の拍子が継時的または同時的に用いられるポリリズムなどがある。
なお、日本音楽の用語としての拍子は、雅楽、能、箏曲(そうきょく)、三味線音楽、舞踊などそれぞれに応じてその内容が多少異なっている。
[黒坂俊昭]
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精選版 日本国語大辞典
ひょう‐し ヒャウ‥【拍子】


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ほう‐し ハウ‥【拍子】
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