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拒絶反応【きょぜつはんのう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

拒絶反応
きょぜつはんのう
rejection
生体が自己の生命を守るためにもっている,異物侵入抵抗し,これを阻止しようとする性質心臓移植などの組織臓器移植に際して問題になるもので,移植の成否はこの拒絶反応をいかに抑えるかにかかっている。また,緊張型の統合失調症に認められることの多い,あらゆる指示に対し動機のない抵抗を示したり,体を動かそうとする試みに対して硬直した姿勢をとる「拒絶症」 negativismの症状をさすこともある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

きょぜつ‐はんのう〔‐ハンオウ〕【拒絶反応】
臓器移植などの際に、移植片を拒んで宿主から追い出そうとする働き。拒否反応
ある物事や人を心理的・生理的に受け付けないこと。「コンピューターに拒絶反応を示す」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

きょぜつはんのう【拒絶反応 rejection】
病気などによって機能を失った臓器を健康な臓器で置き換えることを移植というが,移植された組織が同種か異種かにかかわらず,やがて壊死に陥り,排除される現象をいい,拒絶現象ともいう。移植された組織あるいは器官が宿主に対して抗原として働き,宿主の体内で抗体がつくられ,この抗体をもつ細胞が移植体を攻撃して拒絶反応を起こすと考えられている。拒絶反応はその経過によって,超急性拒絶(移植後数分でみられる急激な反応),急性初期拒絶(移植後10日内外),急性後期拒絶(11日以後にみられる),慢性後期拒絶(長期に組織障害を伴うもの)に分けられる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

拒絶反応
きょぜつはんのう

臓器組織の同種移植時に宿主・移植片間に免疫反応がおこり、宿主が産生した抗体によって移植片が拒絶されることで、拒否反応ともいう。移植免疫は移植細胞中にある主要組織適合抗原によって引き起こされる。移植片から遊離した細胞が抗原情報を宿主のリンパ球に伝えると、抗原量に応じて免疫能をもつ特殊なリンパ球(キラー細胞)が形成され、移植片に破壊的に作用する。免疫抑制剤を使わない限り、早晩、移植片は脱落する。宿主と移植片間の共有抗原が少ないほど拒絶反応は強い。

[松下一男]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

きょぜつ‐はんのう ‥ハンオウ【拒絶反応】
〘名〙 他人の臓器を体内に移植したとき、それを排除しようとするからだの反応。また、比喩的に、あるものや人に対して、強い心理的、生理的な忌避の感情を起こすこと。拒否反応。

出典:精選版 日本国語大辞典
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